2022-08-29 ​ホウオウパフュームの初仔

​ ホウオウパフュームは2014年生まれの牝馬

ハーツクライ
  ×Kingmambo
    ×El Prado(Sadler's Wells直仔)
という配合。

2戦目で未勝利を勝ち上がり、
寒竹賞(1勝クラス)も圧勝。

雑誌社の取材に
『ホウオウパフュームは
  オークス候補です』
と自信満々に答えたほど。

追われて味があり、
追えば追うほどギアを上げてくる。

パドックでもどっしり構えていて
周囲を物見するほどの落ち着きっぷり。

牝馬らしからぬ雰囲気を醸し出して
とにかく大物感があった。

新馬戦 3着
未勝利 1着
寒竹賞 1着

次走、
陣営が選んだのはフローラS(G2)。

堂々の1番人気に推されて
単勝オッズは2.1倍だった。

ソウルスターリングや
アドマイヤミヤビ、リスグラシュー、
レーヌミノル、アエロリット、
ディアドラらがいる牝馬強力世代。

オークス路線に
ホウオウパフュームが加われば
もっと熱い戦いが見られる。

関東圏のファンの支持は絶大だった。

結果は・・・・・
1着 モズカッチャン
8着 ホウオウパフューム(0.6秒差)
と完敗・・・・。

デビュー時から
唯一、気になっていたのが
馬体重(480キロ)の割に
妙に腰回りの肉づきが淋しく
ギスギスこぢんまり見える馬体。

シャープな体つきというよりは
常に細く映っていたのだ。

重賞初挑戦で惨敗すると
『やはりまだ細い。
  そのせいで体力的にきつい』
と感じた。


ただ、ここから
ホウオウパフュームの人生が
さらに悪い方へ悪い方へ向かう。

とにかく広い情報網。
網の目のような回路を巡ってくる膨大な情報を持つ者はなかなかいない。
五十嵐はその情報を、記憶、分析、計算から買い目を導く、
まるで人間コンピューターのような存在である。

交流関係ももちろん広く、トラックマンを中心に競馬関係者諸々。
その中で不必要な情報をズバッと切り、的中を導いてくれる。

競馬新聞にも書かれないアッと驚く内容に要注目！！

スペシャルコンテンツ「軸レンジャー」両翼の一人。