2025-03-27 ​JBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)の未来

​ 先日、2026年のJBCの開催地が
金沢競馬場になった事が発表された。

金沢競馬場で
JBCが開催されるのは5年ぶり3回目。

2013年、2021年、2026年
の開催となれば、
間隔も詰まってきていている事になる。

JBCを開催できる競馬場は
規約の関係で限られているので、
金沢競馬場が
開催ローテーションに組み込まれ、
その地位を確立しつつある事が伺える。

今回の開催決定は
昨年起こった能登半島地震の
「復興支援」
という意図もあるのだろうが、
多くの来場者が予想されるJBCが
首都圏を飛び出して開催するのは、
個人的には歓迎したいと思う。

競馬場の売上だけでなく、
それに関連する
経済効果の波及も見逃せないからだ。

京都に代表されるような観光地では
外国人観光客による
オーバーツーリズムの影響で、
地元の人達の生活に支障が出ている
ケースもあるようだが、
JBCは1日で終わるし、
大きな影響があるのは
開催日を含めても3日程度だろうから
そこまで地元の迷惑をかける場面は想定しづらい。

開催をできるできないは
各競馬場によってあると思うが、
JBCこそ首都圏でやるよりは、
地方で開催するほうが
馬事文化の振興に繋がるように感じる。

本場・アメリカの
ブリーダーズカップも、
開催地は持ち回りで行われており、
首都圏や盛岡だけでなく、
近年は園田や佐賀でも開催できたのは
選択肢の拡大という意味では大きな事だと思う。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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