2022-05-30 ​横山琉人騎手(2年目 19歳)

​ "折り合い"という言葉は取扱注意である。

"折り合い"が完璧でも
位置取りが悪ければまったく意味がない。

達者な外国人ジョッキーは
ある程度の位置を
手綱を押して取りに行っても
その後なぜか折り合える。

マスコミ、ファン、そして馬主が
さかんに

"折り合い"
"折り合い"
"折り合い"

と言うものだから
騎手たちの中に
"折り合い"重視の風潮が生まれている。

三浦皇成騎手や戸崎圭太騎手は
その傾向が強い。

確かに"折り合い"重視なら見映えは良い。

騎乗姿勢は乱れない。

ただ、"折り合い"を選択したかわりに
位置取りが悪くなるパターンが多い。


もし位置を取りに行った時に
その後"折り合い"を欠いたならば
その勇気を褒めてあげる風潮がほしい。

積極的な競馬を褒める風潮がほしい。

攻めの騎乗を褒める風潮がほしい。


5月21日（土曜）
新潟  3歳未勝利  5レース

ノアチェリー (7着)

好スタートを切ったが、
"折り合い"重視で位置を下げてしまう。

レース実況で『ノアチェリー』と
名前を呼ばれるほど好発を切ったのに
下げてしまった。

とにかく"折り合い"重視。

サラッとソロッと乗っている。

直線は完全に捌き損なっていたが、
まあそれは仕方がない。

消極的な競馬をして、且つ
馬場の悪いところを通っている点が問題だ。

とにかく弱気。

プランもない。

横山琉人騎手はこの騎乗で
大江原調教師のお目玉を食らい、
しばらく同厩舎に乗ることはできなくなったそうだ。

とにかく広い情報網。
網の目のような回路を巡ってくる膨大な情報を持つ者はなかなかいない。
五十嵐はその情報を、記憶、分析、計算から買い目を導く、
まるで人間コンピューターのような存在である。

交流関係ももちろん広く、トラックマンを中心に競馬関係者諸々。
その中で不必要な情報をズバッと切り、的中を導いてくれる。

競馬新聞にも書かれないアッと驚く内容に要注目！！

スペシャルコンテンツ「軸レンジャー」両翼の一人。