2022-02-28 ​スティンガー

​ 26日(土曜)
中山 11レース 幕張Sは
インテンスライト(菊沢厩舎)が
力強く抜け出して優勝。

祖母スティンガーという血統。


スティンガーは
引退ラストウィークとなった
藤沢和厩舎に所属した馬。

新馬から中2週で赤松賞を優勝。

そしてなんと"連闘策"で
東京→阪神の長距離輸送となる
阪神3歳牝馬S(1998年)へ出走。
(現阪神ジュベナイルフィリーズ)

そして見事に優勝。

8キロ減で幾らか細く見えたが、
スティンガーは天才少女ぶりを発揮。

連闘・3連勝でのG1獲りは
当時、大きなニュースとなった。


桜花賞こそ
1番人気で12着と崩れてしまったが、
6歳まで21戦走って
重賞 5勝は立派な成績。

特に2000年、2001年の
京王杯スプリングカップ(G2)
連覇はお見事。

当時は外国産馬全盛時代で
男馬相手のフルゲート18頭を
2年連続、豪快に差し切ってみせた。


ラストランとなる
高松宮記念(2002年)では
ほぼ最後方の位置取りから
3着に追い込んできた。


2歳時に"連闘"で無理させたし、
気性的にきつい面があり、
取り扱いは難しいタイプ。

それでも
藤沢和厩舎らしい丁寧な仕上げで
長持ちすることができた。

岡部幸雄
横山典弘
ペリエ
武豊
蛯名正義
田中勝春

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スペシャルコンテンツ「軸レンジャー」両翼の一人。