2021-10-25 ​ゲート練習

​ 秋華賞のソダシについて

ゲート内で負傷して出血。

10月19日に下の前歯を抜いたという。

『ぐらついていた歯を抜いた。
傷口もすっきりしていて
炎症はない。経過良好』

と須貝師。


グリーンチャンネルなどで
追い切りVTRを
見る機会は増えたが、
ゲート練習、ゲート試験は
残念ながら観察できない。

ゲート内で止まった状態から
一気に前へ飛び出す作業は
2歳馬などの若駒にとっては
かなり体力を必要とする。

腰やトモに疲れが出るので、
"ゲート試験"合格後に
一旦放牧へ出すパターンが非常に多い。

普段の追い切りとゲート練習を
併用して行うと
精神的にも参ってしまうことがあり、
細心の注意が必要らしい。

とにかく
ゲートで問題のあった馬は
練習を課されるので
調整に狂いが生じてしまう。

追い切りの負荷を弱めて
ゲート練習に専念することもあり
レース当日に"予想外の馬体増"なんてこともある。

ソダシが母ブチコ同様、
もしゲートが大嫌いになったら…。

調整に苦労しそうで、心配だ。


ゲートに関して
トレーニングセンターで行われる
主な"荒療治"は

とにかく広い情報網。
網の目のような回路を巡ってくる膨大な情報を持つ者はなかなかいない。
五十嵐はその情報を、記憶、分析、計算から買い目を導く、
まるで人間コンピューターのような存在である。

交流関係ももちろん広く、トラックマンを中心に競馬関係者諸々。
その中で不必要な情報をズバッと切り、的中を導いてくれる。

競馬新聞にも書かれないアッと驚く内容に要注目！！