2019-11-18 ​続・​外国馬のジャパンカップ出走への課題

​ 先週の続きである。


それ以上に問題となっているのは、
その日にジャパンカップしかG1が行われないということ。

BCもドバイも、そして香港Cも、
1日に複数のGIが行われる。

各条件の馬を連れて行けるので、費用対効果も高い。


芝2400mを走る馬だけしか連れてこれないのだ。

するとターゲット層はイギリスを中心としたヨーロッパになるが、
そのヨーロッパの芝は重い。

余計に日本で走らせるメリットを感じられなくなる。


香港Cが近年世界に名を轟かせ始めたのは、
賞金面よりもこのスケジュール面でのメリットが大きい。

そしてその結果、パート1国への昇格も手に入れた。


ちなみに香港の芝も軽い方だ。

むしろ坂が無い分、日本よりスピードという面では求められる。

もちろんヨーロッパ勢がこぞって参戦するわけではないが、
エンターテイメント性では日本を凌駕する。

とにかく広い情報網。
網の目のような回路を巡ってくる膨大な情報を持つ者はなかなかいない。
五十嵐はその情報を、記憶、分析、計算から買い目を導く、
まるで人間コンピューターのような存在である。

交流関係ももちろん広く、トラックマンを中心に競馬関係者諸々。
その中で不必要な情報をズバッと切り、的中を導いてくれる。

競馬新聞にも書かれないアッと驚く内容に要注目！！

スペシャルコンテンツ「軸レンジャー」両翼の一人。