Alohaな競馬
五十嵐アキラの快刀乱麻
大五郎のたわ言
安田記念に関するレース考察を書いていた週初め。
天気予報では、
「日曜日まで曇りと雨のぐずついたお天気が・・・」
と、頻繁に繰り返し言っていました。
水曜日くらいからじわじわ雨が降るのか・・・。
雨降った後も、曇りだからそんなに馬場は乾かない。
気温もそんなに上がらないし、これは馬場が重くなるかな・・・。
土曜日も雨降りそうな気配だし・・・明日は・・・重めの馬場か・・・
と、散々考えたわけですが、
日曜日の朝（安田記念当日）目が覚めると、快晴。
もう誰が見ても快晴なのであります。
当然、午後になっても、雨の降る気配はなく、
草木は新緑を深め、空は青々とし、
気温も過ごしやすい温度をキープ。
雲一つない快晴の空を見上げると、
「あぁ・・・もうすぐ夏か・・・」
と、ちょっとノスタルジックな雰囲気すら漂う日曜日の午後。
で、
誰だ！
こんな気持ちのいい日曜日に
雨が降るって言った奴は！？（激怒）
桜花賞は「雨降ります」→雨降りましたが乾きました。
オークスは「雨降ります」→１滴も降りませんでした。
安田記念は「雨降ります」→関係ない日にちょっと降りました。
天気予報はほんとに信用できない。
江戸川の予想より絶対信用できない。
そう思った日曜日。
まさかこんな穏やかな日曜日に安田記念が
あんな結果になるとは・・・。
競馬歴の長い方（ヘビーユーザー）が大波乱を予測し、
競馬歴の浅い方（ライトユーザー）が、ロードカナロアを信じた安田記念。
週の前半で、グランプリボスが想定１番人気だったにも関わらず、
前売りそして最終ではロードカナロアが１番人気に。
競馬歴の浅い方（ライトユーザー）の純粋な目が
ロードカナロアを１番人気に推したのでしょう。
競馬歴の長い方（ヘビーユーザー）が多いスピリッツ予想陣は
ロードカナロアを印の上で軽視していることから考えて
そう結論付けられるように思います。
レースは想定通りのハイペース。
さらに外の方が伸びる馬場とあっては
先行した馬達には厳しい流れ。
特にガルボ・ダークシャドウ・ヴィルシーナには
厳しい流れだったと見るべきでしょう。
もう少しゆったりしたペースであれば、結果は違っていたはず。
仕掛けのタイミング自体は悪くありませんでしたが、
結果的に早仕掛けのような感じになってしまった事が悔やまれます。
ただ、カレンブラックヒルに関しては、
もう言い訳できないでしょう。
再三書いてきましたが、
やはりもう気持ちが身体に追い付いていないように見えます。
今回も無視して正解でした。
それにダイワマッジョーレも
外を回らされ、勝負どころでゴチャついた事実があるにせよ、
440キロ前後の馬体では58キロを背負って、
Ｇ１を戦い抜くのは容易ではなさそうです。
牝馬勢も無視して正解でしたし、
レースの読み自体は悪くなかったと思うのですが、
ここまで天気が良くなって、
絶好の馬場コンディションになるとは思わず、
私はまたしても天気にやられてしまいました。
ＢＯＸ購入でしたのでボウズ（手持ち金０）は避けられたものの、
消化不良な結果になってしまいました。
ロードカナロアも絶対ではない、
ショウナンマイティももう少しペースがゆったりしていれば
最後届いたか怪しかったという結果を見ても、
大波乱まであるとみて、好配等狙いのＢＯＸ買いを選択した
私の作戦は間違っていなかったとは思いますが、
結果的に上位人気が連対して、３着には印の付けていない
馬場のいい所を通ったダノンシャークが来てしまっては、お手上げです。
昨年のシルクロードＳで
ロードカナロアを「タイキシャトル級」
と感じた自分自身を信じれなかったのが大きな要因の一つでしょう。
それにしても、ロードカナロアのマイルＧ１勝利で、
ロードＨＣの未来は明るそうですね。
非サンデーサイレンス。
サクラバクシンオーでも成し遂げられなかった
スプリント・マイルＧ１制覇。しかも香港のオマケつき。
同厩の先輩・カレンチャンが大好きで、
先にスプリント女王に輝いたカレンチャンを追いかけ続けた
ロードカナロアが今では国内短距離戦線の王者。
多くの質のいい繁殖牝馬（特にサンデー系）が集まるはずですから、
数年後、ロードカナロア産駒が
日本の短距離界を席巻していることは間違いないでしょう。
今週は結果的にボウズ（的中０）は避けられましたが、
反省点は多数ありますね。
短くまとめると、
「天気予報よりは少々信頼できる江戸川予想」
といったところでしょうか。
・ガルボ
やはり気温の上がりきらないこの時期までは走る。
まだまだ衰えず。
・ダイワマッジョーレ
斤量が響いた感はあるが、背負い慣れれば、一変しそう。
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