本日のメインレースを振り返ります。 レース回顧

2013-05-26 競馬の神様はロンシャンで待っている!?−日本ダービー−

絶好の天候に恵まれた府中競馬場。
まさにラブリーデイ(=すばらしいお天気の一日)となった
80回目の節目のダービーデイですが、
馬スピ特報内で大穴があるとすれば・・・と☆ラブリーデイを推奨。

名前が可愛いから〜ウフフ^^てへぺろ
と、トリンドル的な推奨理由がドン引きだったのか、
全ての会員の方から完全にスルーされてしまいました(反省)。

冗談はさておき、調教の動き、パドックの雰囲気などは
非常によく見えましたし、
大穴候補として期待した1頭だけに17番人気7着という結果は
もっと評価されてもいいのかもしれません。

推奨理由の説得力を持たすために、
ラブリーデイ?調教良いし、枠も絶好☆オッケー☆
と、ローラ的な表現にすればよかったかと反省しています。

それ以外はわりと思い描いていた通りになったので、
結果も「オッケー☆」となったダービーを振り返ります。

エピファネイアが本命、対抗をキズナとしましたが、
実はパドックで的中を確信していた部分があります。

キズナの落ち着きっぷりは言うまでもありませんが、
エピファネイアの馬体重と発汗。

これはすべて想定内でしたし、気合と雰囲気も良く、
もともと4強は実力が抜けていると思っていたので、
エピファネイアとキズナの一騎打ちかなと感じていました。

対象的にコディーノを始めとする藤沢厩舎3頭は
元気が良すぎて、私の中で評価が落ちましたし、
ロゴタイプは落ち着き払っていたように見えましたが、
単純に元気が無いようにも見えました。

馬場入り後もキズナとエピファネイアは順調そのもの。

ゲートもスムーズな2頭、落ち着いた駐立。
もう2頭はわかっていたのかもしれません。

勝つのは俺だ・・・
そんな風に見えなくもないレースでした。

スタートしてからはほぼ想定通りの流れでしょう。
アポロソニックが行ってサムソンズプライドもついていく。

想定外だったのは、
藤田騎手が乗っていたメイケイペガスター

最近出した著書の中で大暴れな藤田騎手が、
引っかかってしまったとはいえ、単調なペースを乱したところが、
「武豊復活」へのアシストを競馬の神様がしているようにも見えました。

スタート直後から涙腺崩壊寸前でしたが、
唯一焦ったのが3角〜4角で躓いて、
体勢を崩したエピファネイア。

一生に一度しかないダービーの晴れ舞台で躓いて負けるなんて
福永騎手もエピファネイアも運が無さ過ぎる・・・。
江戸川の涙腺は完全決壊。

終わった・・・

そう思った最後の直線で、
エピファネイアがまさかの復活。

正直、引っ掛かり気味でもありましたし、
躓いてもいたので、諦めかけていましたが、
馬群を割って出ようとする姿に思わず、声が出ました。

福永ここしかないよ!

そういえば皐月賞の時も直線で同じことを
叫んだ気がするなぁ・・・と思った刹那、エピファネイアが先頭に!

イケぇーーーーー!

その先頭に立ったエピファネイアを襲う1頭の白い帽子の優駿。

ユタカ〜〜!?!?!?

一旦先頭に立ったエピファネイアを一瞬で抜き去ったキズナ。
節目のダービーを制したのはやっぱり武豊でした。

近年、地方出身騎手や外国人騎手ばかりがピックアップされてきましたが、
やはり競馬ファンが見たいのは、
武豊がちゃんと勝つところなんでしょう。

剛腕、強引なレース、馬上ダンス・・・

ここ最近のG1は見ていて「鮮やか」と感じる事が少なかったですが、
武豊騎手のキレイなフォームで抜き去る姿は
「鮮やか」と言わざるを得ません。

乗り替わったコディーノは全く存在感がありませんでしたし、
レース考察でも書いたとおり、C・デムーロ騎手は
慣れない府中の2400mでギクシャクした乗り方になっていました。

温かい拍手、祝福の声、関係者の涙、
ウイニングラン後の「ユタカコール」は感動モノでしたし、
「キズナ」という馬名に込められた意味を改めて考えさせられました。

馬券も的中していますが、福永騎手とエピファネイアが
「ダービー」の称号を手にすることが出来なかったのは残念ですが、
この晴々とした気持ちは的中以上の喜びがあります。

この後、凱旋門賞に向かうのかもしれませんが、
やはり日本馬初となる凱旋門賞制覇は
武豊という男の手で叶えられるのかもしれません。

7年前のディープインパクトとの忘れ物を獲りに行きましょう。

もしかすると競馬の神様は府中ではなく、
ロンシャンで待っているのかもしれません。

そう考えると去年、
オルフェーヴルが最後ソレミアに負けてしまった事も納得がいきます。

極東の島国から欧州・・・
いや「世界ナンバーワンの芝レースを勝つ」という
日本競馬の悲願は80回目のダービーを経て、達成されるかもしれません。

武さんが勝って勝って勝ちまくって、
「また武かぁ〜」と呼ばれる時代が再び来るかもしれません。

僕は帰ってきました
レース後にそう語った武豊騎手。

おかえりなさい
なぜか目から汗がいっぱい出てくるので、
これ以上、僕は何の言葉も思い浮かびません。

おめでとう、本当にほんとうにおめでとうございます。
待っていました。


江戸川乱舞 今後の注目馬

コディーノ
外国人騎手じゃないほうがいい。
横山典騎手に頭下げて乗ってもらうべき。
もったいない。

テイエムイナズマ
騎手固定して、
しっかり教え込めば大化けする可能性アリ。
具体的にどうこうじゃなく、「なんか凄い」と感じる1頭。


このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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