オークスに関するレース考察を書いていた週初め。
天気予報では、
「週末日曜日から雨。火曜日くらいまでは雨です」
と、頻繁に繰り返し言っていました。
それなら
「11年のような波乱の決着(伏兵エリンコートが勝利)もあるのではないか」
と、散々考えたわけですが、
日曜日の朝(オークス当日)目が覚めると、快晴。
もう誰が見ても快晴なのであります。
当然、午後になっても、雨の降る気配はなく、
気温はそれほど高くならないものの、
気持ちのいい日差しが照りつけ、オシャレな夏服の人が街を歩き、
休日の公園で子供達が「キャッキャッ」と笑い合う
日曜日らしい日曜日。
誰だ!
こんな平和な日曜日に雨が降るって言った奴は!?(激怒)
桜花賞は「雨降ります」→雨降りましたが乾きました
オークスは「雨降ります」→1滴も降りませんでした。
天気予報は信用できない。
江戸川の予想より信用できない。
そう思った日曜日。
桜花賞直前に書いた私のブログで
「雨が降れば降るほど、
外枠有利な今回は勝負できるとみた。◎メイショウマンボ」
と書いて、メイショウマンボは撃沈。
後日のブログで
「桜花賞の日は雨が降るって言ったの誰や!
馬場が荒れるって言ったの誰や!
爆弾低気圧どこいったんや!」
と憤慨。
今回、まさか桜花賞で本命にしたメイショウマンボが
オークスで逆襲してこようとは・・・。
レースは想定通り
クロフネサプライズが引っ張る展開に。
前が残る馬場・・・絶好の単騎逃げ。
クロフネサプライズに重たい印を打った方は、きっとドキドキしたはず。
その頃、デニムアンドルビーは最後方。
デニムアンドルビーに重たい印を打った方は、もっとドキドキしたはず。
ただクロフネサプライズ1000mの通過タイムが59秒。
「あかん、早い。」と、別に関西出身でもない私がつぶやく程のペース。
クロフネサプライズが不安視されていた「折り合い難」が
ここで出た形になったのかもしれません。
早いペースでの逃げに結果的になってしまいました。
大ケヤキの木を過ぎて、徐々に進出する後方待機の実力馬。
ペースが速かったとはいえ、デニムアンドルビーには厳しい展開。
クロフネサプライズも直線の坂までは抵抗を見せますが、
さすがにオークス2400mを逃げ切るのは至難の技。
残り300mを過ぎて、終始内側で身をひそめていた
桜花賞の本命・メイショウマンボが一気に飛び出してきます。
「あれ・・・幸四郎・・・」
そのちょっと後ろにオークスの本命・エバーブロッサムが!!
「戸崎ぃーーーーーいやぁぁぁーーーー」
まさかのメイショウマンボ→エバーブロッサム。
桜花賞・オークスの私の本命馬の共演でフィニッシュ。
最後、デニムアンドルビーが
わずかにアユサンを差して、3着入線。
上がり3F34秒台は上位3頭だけ。
4着以下は全て35秒台以上かかるタフなレースでした。
アユサンの状態が良くないのは
パドックを見れば一目瞭然でしたし、
レッドオーヴァルはよく出てきたな・・・というくらいの状態。
17着という着順は今後の事も考え、無理をさせなかったということでしょう。
デニムアンドルビーも落ち着きがなかったので、
大波乱の予感はしていましたが、まさかメイショウマンボとは・・・。
勝因は馬の状態の良さでしょう。
パドックでも落ち着いていましたし。
勝った武幸四郎騎手は06年のソングオブウインド以来の勝利。
あの時もメイショウサムソンの馬券を持っていて、
やられた記憶が回顧を書いて蘇ってきました。
「忘れた頃の幸四郎」
これは覚えていた方がいいかもしれません。
メイショウマンボを買ったあなた。おめでとうございます。
「おいくらマンボ」になりましたか?
来週はダービー。
競馬ファンにとっての1年の締めくくりです。
・レッドオーヴァル
秋には今回のリベンジが果たせそう。
体質強化すれば素材は一品。
・フロアクラフト
夏にローカル回りすれば面白そうな存在。
要注意。