本日のメインレースを振り返ります。レース回顧

2013-02-03 ドヤ顔で振り返る、宣言通りの「鬼は外！福は内！」−東京新聞杯−

まさにこれが「逆走予想」と言わんばかりのレース展開！
我ながら満足いく週末を過ごせました。

私が行っている逆走予想とは、
「勝つ馬を見つけるのではなく負ける馬を見つける」事を言います。
負ける馬とは馬券にならない馬ですから、買う必要の全くない馬です。

しかも週初めのレース考察で書いていた事がすべて的中。

ドナウブルーは「思いきって切っても大丈夫そうです」
ガルボは「２キロ重くなった分、価値も下がってしまった」
マウントシャスタ「府中での経験が浅いビュイック騎手。信頼しきれない」
そして穴候補として上げたダイワマッジョーレ（最終は５番人気になっていたけど…）。
最後、ズバッと突っ込んできてくれました。
結果も◎○▲のド本線的中で万事上手く行ったレースでした。

しかも「鬼は外！福は内！」と節分のレースに引っ掛けて、
導き出された内枠有利の東京馬場。
すべて流れが向いたレース展開。もう最高です。

さて、レースは私の読みとは少々違ったように展開しました。
ヤマニンウイスカーが引っ張るのかと思いきや、
ハナに立ったのは今週ようやく初勝利を上げた藤澤和雄厩舎のレッドスパーダ。

とくに競りかけるような馬はいませんでしたから、
淡々としたペースでレースは流れます。

しかし、３〜４コーナーにかけて、流れが速くなるにつれ、
マウントシャスタを始めとする上位人気勢には不穏な空気が流れ始めます。

１番人気のドナウブルーに「勝ちきりそうな気配」が無く、
マウントシャスタも乗り役とはケンカ中。
ガルボも終始外を回らされる苦しい展開。

前の止まらない府中の芝は後方勢の馬には出番を全く与えません。

前にいる馬だけで決まりそうな気配も見せますが、
坂を迎えて、スマートシルエットやリアルインパクトが一気に脱落。

最初にゴールを駆け抜ける為に全馬必死になって追いますが、
他馬よりも先んじて前に出たのがクラレントでした。

直線に入ってじっと我慢していたクラレントに
岩田騎手がゴーサインを出すと一気に先頭へ
それを見ながら逃げていたレッドスパーダも食い下がります、
また横山典騎手騎乗のトライアンフマーチも負けじと、必死に追います。

しかし、そのトライアンフマーチをゴール直前で捉えたのは
若手注目株の丸田騎手騎乗のダイワマッジョーレ。

最内で坂の手前までじっと我慢を続け、
直線一気に外へ持ち出す荒業を披露し、ゴール前でなんとかかわします。

勝ったクラレントとの差は位置どりだけでしょうから、逆転はまだまだ可能です。