2017-02-19 本命にするも半信半疑だったレース-フェブラリーS-

「サウンドトゥルー柴田善臣。
うーん、四連単があれば4着固定で買うのに・・・」

なんてワケのわからないことを、
レース当日の昼過ぎまで考えていたのは、
カフジテイクに「◎」を打ったものの、
自分の予想に対して半信半疑の感情しか生まれなかったからだ。



そりゃそうだ。

競馬ファンだって多分、
江戸川さんと同じ気持ちだった人も多いハズで
そもそも単勝1桁台が6頭もいる異常事態のレース。

みんな自分の本命に半信半疑だったに違いない(と思いたい)。



武さんのコパノリッキーが逃げて、
それを追いかける馬が居てそれなりにペースが流れたら、
カフジテイクが飛んできて馬券が当たる。

こんな都合のいい解釈で馬券を買っていたから、
大外枠のインカンテーション、
やる気のあるノリさんのニシケンモノノフが
コパノリッキーを制して先行争いをした時は目を疑った。

正直こんな見応えのあるレースになるとは思わなかったが、
もはや江戸川さんとしては
カフジテイクが勝たないまでも、
3着以内に飛び込んでこなければ意味がない。

最後の直線は祈るようにカフジテイクを見守っていた。



「届け!・・・届く?・・・何とか届いて!?・・・3着!!!!」



レース後に津村騎手が「位置取りが後ろ過ぎた」
と、反省のコメントを出していたようだが、
ああいう競馬しか出来ない馬だから仕方ないかもしれない。

そもそも距離に不安のある馬だし、
ああいう競馬になるのは覚悟してこっちも馬券を買ったし。



結果的に1着は△ゴールドドリーム、2着は▲ベストウォーリアで
◎カフジテイクはなんとか3着を確保。

江戸川さんとしては命拾いした格好だが、
レース考察で書いていたとおり、
ベストウォーリアから入っていれば、もっと儲かっていただろう。

「置きに行く」が正解だったわけだ。



しかし、サウンドトゥルーとカフジテイクは、
乗り替わりがなければ、どうなっていただろうか。

また違った結果になっていたのだろうか。

「もしも・・・」を考えればキリがないが、
一応、馬券は当たっているのだから、文句は無い。



勝ったゴールドドリームは前走のチャンピオンズカップでは
不覚を取った格好になったが、
得意舞台に戻っての勝利は堂々としたモノだった。

群雄割拠のダート戦線で、一歩抜きん出た形だが、
今後は未だタイトルのない地方競馬での走りが、
この馬の評価を決めるだろう。



とりあえず今年最初のG1は幸先よく的中させる事が出来たが、
フェブラリーSが終われば、春はもうすぐそこ。

楽しみな競馬の季節がまたやってくる。

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