2017-02-05 強い4歳が目立ったレース－東京新聞杯－

12.8 - 12.0 - 12.4 - 12.6 - 12.4 - 10.9 - 10.8 - 11.0

東京新聞杯のラップを並べてみたけど、
とにかく逃げ馬に
ラスト3F32.7秒で上がられたらどうしようもない。

ブラックスピネル 32.7秒
プロディガルサン 32.0秒
エアスピネル 32.3秒

2着のプロディガルサンも3着のエアスピネルも
しっかりと脚は使えているけど、前半が遅すぎた。


個人的に馬券は当たっているし、
プラス収支で終われたから何の文句もない。

◎プロディガルサンも
予想家として意地を示せたと思う。

でもわざわざ東京競馬場に参戦して、
ナマの武さんを拝む計画は破綻してしまった（笑）


そう江戸川さんのサイト上での本命はプロディガルサンだが、
個人的な心の本命はエアスピネルだ。

気性面が課題だったエアスピネルは
パドックに出てきた当初、二人引きされていて、
うるさい所もちょくちょく見せていたが、
次第に大人しくなり、
最終的にはスタッフの方が一人で引いていた。

この時点で京都金杯で見せた
気性的な幼さの心配は不要に思えたし、
もはや心配は展開だけ…といった状況になった。


しかしその展開が明らかに向かなかった。

危惧していたスローの用意ドン！でレースが行われた。

これは真にエアスピネルにとっては不幸だったし、
エアスピネルさえ差せば勝てると踏んでいた
プロディガルサンの田辺騎手にとっても誤算だったはず。

とにかくエアスピネルはどの距離を走らせても、
詰めが甘いことはわかった。

いや、能力はG1級だと思うし、
安田記念や大阪杯でも好勝負できると思うが、

さすがにこの詰めの甘さは
今後の致命傷になりかねないと思う。


次はどこを使うかわからないが、
安田記念が目標なら次も重賞で、
なおかつ勝ちきらなければならない。

さすがにこれだけの馬を
中1週で小倉に持っていくとは思わないが、
中山記念や中日新聞杯を使うのだろうか。

それとも一呼吸置いてダービー卿CTだろうか。

一発を賭けてマイラーズカップだろうか。

いずれにしても今後が気になる。


そして2着のプロディガルサンは
ついに覚醒の刻を迎えた感じがする。

こちらも次のレースが気になるが、
直線の長いコースを選択してくるようなら要注意だ。


そして勝ったブラックスピネルも
単なる「展開利」とは言い切れない見事な走り。

こちらも着実に力をつけており、
血統的な価値を考えても、
今後の活躍を期待したいところ。

こちらも要注目だ。


それにしても今回馬券圏内を独占したのは、
すべて4歳馬。

来週の京都記念は
ダービー馬のマカヒキが出てくるようだけど、

果たして凱旋門賞の精神的なダメージが
どれくらい残っているのか…。

正直、ここは気になるところだ。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中！
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの！
もちろん全て無料で見られます！