2016-12-18 反省を来年以降に活かすレース－朝日杯FS－

JRAが女性ファン獲得の為に最近力を入れている
「UMAJO」という取り組みをご存知だろうか。
（↓こんな感じの取り組み）
http://umajo.jra.jp/


「UMAJO。それは、これまでの“競馬”にとどまらず、
女性ならではの感覚を活かして、
もっと自由に、ぐっとポップに、ケイバを楽しむ女性たちのこと。」

と、サイトの中にも書かれている通り、
新規の女性ファンを増やす取り組みなのは疑いようがなく、

グリーンチャンネルの競馬中継を見ていても、
パドックリポーターの女性陣が「UMAJOが～」「UMAJOで～」と、
毎週のように宣伝している。


この取組にはJRA所属の騎手達も駆り出されていて（？）、
上記サイト内のジョッキーコレクションというページでは、
各ジョッキーが私服姿なんかで爽やかな笑顔で収まっており、

「競馬場は、とてもキレイで食べ物も美味しいので
レースや馬券以外にも楽しんで頂けると思います」
（浜中騎手）

「全ての女性が競馬場にきてくれることをおまちしています」
（デムーロさん）

「競馬はとても魅力的なスポーツです。
競馬場へ是非来てください！」（藤田菜七子騎手）

「競馬場で女子会してください！！」（菱田騎手）

と、各ジョッキーが「UMAJO」へ向けて
競馬をアピールする直筆のメッセージを寄せている。


そんな中で、武さんの永遠のライバル・横山典さんも
ジョッキーコレクションに登場しており、
「UMAJO」へ向けてメッセージを送っている。

「競馬はギャンブルだ」と。


ちょww典さんwww

競馬会・騎手会が総掛かりで「ギャンブル色」を払拭している中で
競馬界の重鎮がそんな事をどストレートに言ったらダメだ（笑）

わけわからん結果になるレースが日曜は多くて、
朝日杯FSまで待機している時間に見かけた「UMAJO」のサイトで
典さんには壮大に笑わせていただいた。

そうだそうだ、競馬はギャンブルだ（笑）


しかしレース後には違う意味で笑わせて頂いた。

「はいはい、ディープディープ（笑）」

やっぱりディープインパクトってのはスーパーサイヤーだ。
もう笑っちゃうくらい、ディープ産駒の切れ味を堪能した。

先週のソウルスターリングがあまりにも衝撃的で
フランケル産駒のミスエルテに注目が集まってたけど、

やっぱり日本には日本の・・・

そう近代競馬の結晶と言われた
スーパーサイヤーの存在を忘れてはいけない。


いや個人的に忘れてはいなかったから、
対抗扱いにしていた。

ただ・・・物事をシンプルに考えすぎて、
ダンビュライトから馬券を買ったら、
ずっと馬群の中で藻掻いていてレースを終えていた。

4コーナーを回ったタイミングで
既に進路確保が厳しそうだったから、
ルメールさんも早めに諦めていた。

江戸川さんの馬券もここで終了。


個人的に「終わった」と思った刹那、
馬的に「始まって」いたのがサトノアレス。

内側にササリ気味になりながら、
物凄い脚であっという間に先頭に立っていた。

2週連続G1制覇はフランケル産駒ではなく、藤沢和雄厩舎の方。

阪神JFはスティンガー以来、
朝日杯FSはバブルガムフェロー以来の制覇だそうで、
馬名を聞くだけでも懐かしい。

全盛期の勢いが戻ってきているようだ。


にしても、これくらい低調なレースになると、
やはりディープインパクト産駒の直線での爆発力には
目を見張る物がある。

やはり日本の馬場には
ディープインパクト（産駒）がよく似合う。

頭の片隅の何処かで、
江戸川さん自身もそのように考えていたから、
要注意していたのだろうけど、

サトノアレス○扱いではなく◎扱いしていたら、
馬券が当たっただろうか…と、

今更思い返してみても、
江戸川さんの流儀（？）から言えば、
モンドキャンノもボンセルヴィーソも買えていなかった。

多分、サトノアレスの単勝しか獲れなかっただろう。


そういう意味では反省の多い1戦だったし、
来年以降、ホープフルSが競馬サークル的に重要視されるなら、

朝日杯FSではモンドキャンノやボンセルヴィーソのような
流儀から外れる馬も買わなければならない時も来るだろう。

今回の反省は来年以降に活かすことにしよう。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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