2016-11-27 思わず拍手をして勝利を祝したレース－ジャパンカップ－

今週は地震があったり、
関東では雪が降った上でのジャパンカップは雨予報。

気候・天候的には波乱万丈の1週間だったけど、
日曜の東京は朝から良馬場で開催。

雨がガンガン降っているのは京都の方だった。

「競馬の予想も難しいけど、
天気の予想もなかなかうまくいかんもんやな…」

こればっかりは気象庁に同情するしかないけど、
雨が降り出したのは東京9レースの手前あたりから。（でも小雨）

この雨がどのくらいジャパンカップに影響を与えたかは、
現段階では定かになってないけど、
キタサンブラックが先頭でゴールラインを駆け抜けたときは、
思わず拍手してしまった。

「強い。すげー強い（拍手）」


週初めのレース考察では

「キタサンブラックが勝つイメージが全く沸かない」
「江戸川さんがガッキーと＜恋ダンス＞踊るほうが現実的」

と大見得を切っておいてなんだが、
キタサンブラックの強さには感服せざるを得なかった。


馬券的には◎シュヴァルグランが3着で、
複勝・ワイド・三連複と的中。

○をつけたサウンズオブアースも2着に来たから、
堂々とドヤ顔でこの文章を書いている（笑）


スタートしてしばらくして、
ワンアンドオンリーがキタサンブラックに近寄って来たときは、

「クラッシャー田辺さん来たな」

と思ったけど、
1000mの通過タイムが61.7秒というのを見たとき、

「あれ？武さん残るかも…」と思った。

たしかにそこまで激しいプレッシャーには見えなかったけど、
4コーナーを回ってきても、
割りと手応えが余裕そうなキタサンブラックを見て、

「勝っちゃう？・・・勝つ！？」

と、疑惑がだんだん確信に変わっていく。

脚色は一切衰えないし、後続をグイグイ突き放してもいる。


視線を外に転じれば、
◎シュヴァルグランも○サウンズオブアースも
馬券圏内をしっかり確保しそう。


ここまできて先ほどの
「強い。すげー強い（拍手）」に至るわけだが、

本当に府中2400をあんなに自信たっぷりに
キタサンブラックが逃げ切るとは思わなかった。

1度もハナを譲らず、文句なしの逃げ切り勝ち。
素晴らしい、その一言だ。


個人的にキタサンブラックは有馬記念で買うつもりだったけど、
今回の走りを見て更に安心した。

有馬記念でも買える。疑いもなく買える。

気が早い話になるが、
有馬記念はサトダイさん（サトノダイヤモンド）と
一騎打ちになるかもしれない。

それくらい楽しみだ。


◎を打ったシュヴァルグランも決して悪いレースはしていない。

極端な外有利の馬場ではなかったように思うけど、
選んだ進路それ自体は悪くなかったと思う。

枠はもう少し内側だったら、
サウンズオブアースを差して2着に届いたかもしれない。
馬券的に当たってるし、文句はない。

最近のいっくん（福永騎手）はこういう大舞台でも、
それなりに頼れるようになってきた。

シュヴァルグランの今後には要注目だ。


それにしても武さんのガッツポーズは見ていて気持ちいいし、
やはり府中G1のウイニングランは武さんがよく似合う。

北島三郎オーナーも嬉しそうだったし、
先週のような物言いのつく結果にならなくてよかった。


キタサンブラックは操作性のいいエイシンヒカリ。
海外でも通用するように思う。

勝手なファンの想いを押し付けて申し訳ないけど、
キタサンブラックで凱旋門賞に行ってもらえないだろうか。

かなり勝てる可能性が高いように思うのだけど・・・。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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