日曜の東京6レース。
登録馬が確定した段階で、
藤田菜七子騎手の乗るラミアカーサは
勝負になると踏んでいたから楽しみにしていたのに、
馬券購入の直前になって
突然腹痛に襲われトイレに駆け込んでいたら
投票時間は残念ながら終了。
レースは既にスタートしてしまっていた。
我慢すればいいのに
長らく冷凍庫に入っていたアイスを頬張った罰だろう。
(確認してないけど賞味期限切れだったかもしれない)
食い意地が張っているのは良くない。反省だ。
ちょっと流れた展開も手伝って、
藤田菜七子騎手の乗るラミアカーサが大外からグイグイ。
冒頭の叫び声につながるわけだけど、
最後までヒヤヒヤさせられた。
何せ前日に
藤田菜七子5ヶ月ぶりの勝利をゴール目前で掻っ攫った
柴山騎手の馬がラミアカーサと馬体を合わせているからだ。
土曜の東京8レースで
柴山騎手の乗るララパルーザ(11番人気)が
藤田菜七子騎手のサンタナブルー(3番人気)と
壮絶な叩き合いの末、競り落とした。
藤田菜七子久々の勝利への歓声が落胆の声に変わっていたと
競馬場に居た馬友は言うが、まぁ確かに気持ちはわからなくもない。
本来なら人気薄を持ってきた
柴山騎手が褒められてしかるべきだが、
なんせ沈めた相手が沈めた相手。
その反省もあってかさすがに日曜の叩き合いは
ゴール前幾分か遠慮しているように見えた。
(これは個人的な主観だ笑)
久々の勝利に平場のレースとは思えない
G1級の歓声が東京競馬場を包み、
ウィナーズサークルでは黒山の人だかりが
藤田菜七子騎手のサインを求めていた。
やっぱり競馬は興行的な側面は否定できない。
スポーツであり、ギャンブルであり、興行であり、文化だ。
そんなアンニュイ(?)な気持ちに包まれて迎えた毎日王冠。
リアルスティールの回避に始まり、直前の雨模様を鑑みて、
本命にしたのはディサイファだった。
とにかく「デキがいい」という話をよく聞いたし、
渋った馬場も苦にしないタイプ。
ここでどんな競馬をするか楽しみにしていたけど
まさか悲惨な結果が待ち受けていようとは・・・。
ディサイファは好スタートから控えて最内をキープ。
ちょっと早そうな流れになっている印象はあったけど、
ポジショニングは決して悪くない。
でも・・・
「ああ・・・ああ・・・出れないか・・・」
内目の進路を取ったことが仇になったのか、
前に馬を置く展開になった事が原因なのか、
なかなか直線に入って進路が取れない。
武さんが馬群を捌くのを苦労しているのを見ながら、
大外から伸びてくるルージュバックとアンビシャスを見ていた。
ルージュバックはこの中間で蕁麻疹が出たとか、
不穏な話を聞いていたけど、
さすがにこの条件でこの斤量なら負けなかった。
ルージュバックを仕上げた天栄を誉めるべきか、
それともルージュバックをケアした陣営を誉めるべきか、
判断に迷うところではあるけれど、
順調な調整過程を経ていればもっと楽に勝っていたのかもしれない。
ルージュバックが天皇賞・秋の有力候補の地位を
確固たるものにしたのは間違い無い。
ディサイファからの馬券は失敗してしまったが、
天皇賞・秋に向けて明るい材料を確保できたのは
非常に都合がいい・・・という事にしておこう。
決して恵まれていない3日開催の結果だが、
明日は東京5レースのサンライズソウマで儲けさせてもらって、
その儲けを京都大賞典で確実に増やしていきたいところだ。