2016-10-02 函館スプリントSを思い出したレース－スプリンターズS－

競馬界でも映画通（？）としてお馴染みの
小牧太騎手がご覧になったようで、

「世間では凄く評価されているようやけど、
（泣き上戸の）僕でさえも泣けなかったからなあ。

僕的にはまあまあ、という評価ですわ（苦笑）」

と語っていらっしゃいます。


江戸川さんも観てきましたが、
確かに泣ける映画では無いですからね。1回目は。

個人的に2回目で初回見た時の伏線を回収して、
そのあとノベライズやスピンオフ本、
サウンドトラック盤を買って、
LINEのスタンプもダウンロードして、

万感の思いを込めて3回目見に行ったときに
号泣したレベルですからね（笑）

今度見に行くときはさすがに泣けないかな・・・。


それよりもマカヒキが
凱旋門賞を勝ったほうが確実に泣けるはず。

約半世紀の日本競馬の悲願達成の瞬間を
この目にしたら確実に泣ける。

作り物の映画よりも
現実のほうがよっぽどドラマがある。

しかも今年からは馬券での参加が可能で、
的中して配当を得られるのなら、喜びも倍加する。


凱旋門賞に充てるための資金を、
今週のスプリンターズSで稼ごうと考えていたが、

最後の直線で見た景色はいつかの函館スプリントSを
思い出させるものだった。

そもそも前走逃げた事が賛否を招いていた
ビッグアーサーだったけど、
あんなに綺麗に直線で詰まっていたんではお話にならない。

「競馬だから何があるかわからない」

それ故にあまり騎手にも馬にも怒り露わにしない性格だが、
持ってた歌舞伎揚げを
そこら辺にぶちまけてしまいそうになるくらい、酷い。

たしかに「引っかかる・引っかからない」で言えば
3コーナーあたりで引っかかってた。

これは細江さんが指摘してた事が正しかったわけだ。

さすが元ジョッキーである。
恐れ入った。


それでも直線に入った段階でビッグアーサーには
余力がまだあるように見えた。

一瞬「イケるか」と思ったけど、
いっくんが全く馬群を捌けない。

当然だ。

みんな力のある馬だし、G1だし、
そんなに簡単に進路は開けてくれない。

「ひでぇな」

珍しく怒りがこみ上げてきたレベルだ。


もちろん1枠1番に入った段階で
こうなる可能性があったのは事実。

金曜の朝、枠順が確定したときに、
思い出したのは2012年の函館スプリントS。

いっくんが世界のロードカナロアさんを
2着に沈めてしまった伝説のあのレースだ。

あの時も絶対王者に跨っていて1枠1番だった。

スタート直後から馬群に包まれてしまって、
何も出来ず直線へ。

最後は世界のロードカナロアさんの地力で2着まで来たけど、
今回は坂に入った所で全てを諦めてしまった。


前走のセントウルSで
1枠1番に入ったときに選択したあの逃げは何だったのか。

あれだけの賛否を巻き起こしておいて、
結果「詰まる」って・・・。

今更言ってもしょうがないけど、
今回も逃げて惨敗するなら仕方ないと思っていた。

その覚悟を持って◎を打ったけど、

「逃げもしない」「直線では詰まる」と

最内枠に入ってやってはいけない事を
すべてやってしまった今回ばかりは、個人的にも呆れるばかり。


「馬の力だけでなく、騎手の力も信じたいレースだ」

と、予想文面では締めくくったが、

騎手の力を信じるなら素直に
「G1のデムーロさん」を信じるべきだった。

完全に自己嫌悪だ。


スプリンターズSのおかげで凱旋門賞へ投資金が減少。
せっかくレフトハンドからの馬券を買おうと思っていたのに・・・。

スプリンターズSも外れて、凱旋門賞も外れてしまったら、
どんな精神状態で
「乃木坂工事中」→「欅って、書けない？」を見れば良いんだ？

真田丸では「昌幸ロス」から抜け出せないし・・・。
まったく・・・。

いつもの穏やかな日曜の夜を迎えたいものである。


ちなみに凱旋門賞は

◎16レフトハンド
○2ポストポンド
▲14マカヒキ
△4ハイランドリール
△10ファウンド
△11ハーザンド


◎レフトハンドからの馬連を買う予定でおります。