誰かが言っていたような気がしているし、
実際夕方になると「涼しい」と感じる瞬間もあったけれど、
今週の競馬開催に向けて気温のピッチは急上昇。
天気までリオオリンピックの熱気に
絆されてしまったのではないかと疑いたくなるような暑さ。
週の後半からどんどん気温が上がっていった。
これは余談だけど、
ヤフートップで「池江また日本新3位で決勝へ」
という見出しを見て、
「お、池江調教師何か記録を作ったんか!」
と、思ってしまった。
競泳の女の子だったとは・・・(苦笑)
世間知らずにもホドがあると思い知った次第だ。
さて、本題に戻るけれど、
個人的にも暑さは苦手なので、
気持ちが滅入っているところではあるが、
「夏は牝馬もしくは高齢馬」という金言を、
思い出さざるを得ない状況になってきたことは間違いない。
小倉記念で本命を打った
メイショウナルトはまさに8歳。
中央なら「高齢」と呼ばれてしかるべき年齢だ。
もしかしたら何かと出費が多いお盆直前のこのタイミングで
一儲けできるかもしれないと、人知れずほくそ笑んでいた。
メイショウナルトは好スタート。
想定通りレースを牽引する格好に。
「よしよし、いい感じ」
とりあえずこの段階なら、何の文句もない。
あとはスムーズにゴールまで走ってくれればいい。
そう願いながらレースを見守る。
1000mの通過が1.00.5秒。
悪くない。
ペースは決して悪く無い。
そう思った刹那、
急遽せり上がってくる白い影。
ブービー人気のクランモンタナだ。
「和田サン!?」
ペースが緩いと睨んで勝負を仕掛けてきたのか、
先頭をひた走る江戸川さんのメイショウナルトに襲いかかる。
アングライフェンも同時に上がってきていたけど、
乗り役のアクションは圧倒的にクランモンタナの方が大きい。
なんかもうズブいダート馬を
全力で動かしているようなアクションだ。
その和田サンの目一杯の檄に応えるように、
メイショウナルトを早々に屠ったクランモンタナは先頭を譲らない。
そのまま後続の追撃を振り切り
先頭でゴールインしてしまった。
和田サンも思わず観衆にドヤ顔。
こちらも想定外の結果に呆気にとられるしか無い。
2着は2年連続でベルーフが入線。
そして3着にはクランモンタナと同じ
ディープインパクト産駒のエキストラエンド。
結局は週初めのレース考察でも書いたように
ディープインパクト産駒を買って、
ちょっとした隠し味で
ステイゴールド産駒を買えばいいだけの話だった。
ちなみにその考察の中で、
この小倉記念は「トニービンが強い」って話をしていた。
勝ったクランモンタナは
母父にトニービンが入っている。
正解はこちらだったようだ。
メイショウナルトには
七夕賞の時の負債を返してもらいたくて、
今回本命を打ったがそれが誤りだった。
やはり古馬になっても、
ディープインパクト産駒には注意せざるを得ないということか。
また一つ勉強になってしまった。