2016-07-17 アタリをつけた馬が本当に来てしまった函館記念

三連休で夏休みも始まったばかりということもあってか、
近所の神社で夏祭りが行われていた。

今は縁もゆかりもない土地に住んでいるけれど、
せっかく近所だから土曜の競馬終わりに行ってみた。


決して規模は大きくないけれど、
この地域に古くからある神社らしく、
参道にはそれなりの数の露店が出ている。

規模の割には活況なんじゃないだろうか。


神社に参拝する道すがら、
いろんな露店を覗いてみたが、

たこ焼き・焼きそばという定番から、
最近増えたケバブや
子供たちが盛り上がっている金魚すくいなど
一通りは揃っている。

浴衣姿の女の子や家族連れなどもあり、
見ていて夏らしいノスタルジックな雰囲気も十分出ている。

いい光景だ。


その露店の中に「トルコアイス」のお店を見つけた。

これだけ活況な夏祭りなのに、
まったくお客さんが居ない。

そういう意味でめちゃくちゃ目立っていた。


トルコ人と思しき男性が

「ノビィルヨォ～、ノビィルヨォ～」

と、拙い日本語で伸びるトルコアイスをアピールしている。


うーん、アピールすべきは「アイスが伸びること」よりも、
まずは「美味しいこと」じゃないかと思うのだが…。

まぁいいか。

露店の販売戦略まで口出しするのは野暮だ（笑）


今年の函館記念は
レッドレイヴンが人気を被るのかと思っていたけど、
一番人気はまさかのバイガエシ。

グリーンチャンネルの解説者の人も驚いていたけど、
まさか1番人気が1000万を勝ったばかりの馬とは・・・。


そもそもファンに優しい（？）
藤岡佑騎手がグリーンチャンネルで、

「バイガエシは相手も強くなるし、
トビが大きくて小回りは苦労すると思う…」

的な正直なコメントをしてくれていたから、
馬券を買わない理由の後押しになった。

明らかに苦戦前提のコメントだった。

今、そのシーンを思い返してみても、
藤岡兄はテレビ画面からも優しさが滲み出ている。

こんな男になりたいもんだ。


ただ、9番人気のツクバアズマオーに
◎印をつけている身としては、
他所の馬が売れるのは非常にいいコト。

「ツクバアズマオーで大儲けして、
帰りにあのトルコアイスを大量に買ってあげよう」

と思っていた。

でもまさか最終コーナーでマイネルミラノが
先頭で回ってきた時には落胆とも興奮とも言えない状況だった。


「ヤバイ！！！！！！」


ツクバアズマオーもポジションを取れていたけど、
マイネルミラノの手応えが抜群過ぎる。


「fgんこうえcmぉhむcんx・・・」


もうなんて叫んでいたかわからない。


ツクバアズマオーを本命視していた誇らしさと、
マイネルミラノの評価を下げてしまった後悔と、
ケイティープライドを当初から無視していた落胆と、

・・・感情が複雑に入り乱れてしまった。


まさに「恋しさと せつなさと 心強さと」状態だ（意味不明）


週初めのレース考察では、
そもそもマイネルミラノに最初にアタリをつけていたし、
ツクバアズマオーは2番目だった。

複勝・ワイドの江戸川さん御用達馬券で、
プラス収支にはなっているけど、
レッドレイヴンの惨敗は片腹痛い。


あとオツウも外枠に入って、
無理に前に行かなかったのも、
マイネルミラノが楽逃げできた要因だろう。

せめてツクバアズマオーが2着に来てくれていれば、
もっと大きな配当にもありつけたはずだ。


はぁ・・・。

少額の勝ちでもヨシとするか、
大金を逃したことを猛省するか・・・。


夏祭りが終わる前に
トルコアイスをちょこっとだけ買って帰る事にしようと思う。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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