2016-07-03 方向転換に成功したレース－ラジオNIKKEI賞－

土曜の朝は愕然とした。

飲んでいたオレンジジュースを「ブハオゥ!！」と
パソコンにぶちまけそうになった。

それもこれもラジオNIKKEI賞で確勝級と睨んでいた
ブラックスピネルが8枠16番の大外に入ったせいだ。


せっかく我らの武さんがこの暑い中、
福島まで出向いていったのに・・・。


ラジオNIKKEI賞も含めて
たった2鞍しか福島で乗らないのに加えて、
天下御免のサンデーR様からの騎乗依頼だから、
期待していたのに・・・8枠16番って（涙）


あれだけ確実に勝つって書いておきながら、
江戸川さんは非情にも▲で止めざるを得なかった。

トップハンデ、開幕週・小回りで大外枠…
買える要素の方が圧倒的に少ない。


この状況で買える要素といえば、
「武さん」「サンデーR」「1番人気」くらいか。

これでブラックスピネルの馬券買ってたら、
そこいらの競馬好きと変わらないレベルだ。


それなら・・・
最内枠・ディープインパクト産駒・恵まれた斤量の
戸崎騎手が乗るゼーヴィントの方が期待できる。


わかりやすい釣り針だけど、
敢えて釣られに行った。


スタートの段階で
ロードヴァンドールが逃げれなかったのは
想定外だったけれど、

ジョルジュサンクが先手をとって、
ミエノドリーマーあたりも絡んでいって、
思ったようにレースは流れているように見えた。


武さんのブラックスピネルは後方2番手の位置からの競馬。

ペースを考えればそんなに悪くなさそうな気配があるけれど、
さすがに57キロは苦しかった様子。


アーバンキッドくらいのポジションにいれば、
結果は違ったろうが、
さすがにあれだけ外を回らされては厳しかったようだ。


転じてゼーヴィントは絶好位置とも言えるポジショニング。

最後の直線に入ると、鋭い切れ脚を披露し、
ダイワドレッサーを交わして優勝した。

いかにもディープインパクト産駒らしい勝ち方だった。


馬券の事を考えれば、ダイワドレッサーに残って欲しかったが、
とりあえず、馬券は単勝・馬単・ワイドで的中。

まずまずの回収で満足できたから、ぼやくのはやめよう。


週初めのレース考察とは違う結果にはなったけれど、
やはり競馬には考え方を変える柔軟性も必要。


勝ったからこそ言えるコメントではあるけれど、
大外枠に入ったブラックスピネルに見切りをつけて正解だった。

それでもブラックスピネルは勝ち馬と0.3秒差の競馬。
斤量が56キロなら、もっと違った結果になっていたかもしれない。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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