2016-06-19 並、またはそれ以下なレース－函館スプリントS－

土曜日の夜に放送していた
AKB48の総選挙をテレビで見ていて不思議に思ったことがある。


上位にランクインした女の子がスピーチをしている時に、

女の子「私は何一つ自信が無くて・・・」
ファン「そんな事無いよー」
女の子「でも今回の・・・」

というお決まりのパターン。


上位にランクインした
（嬉し涙なのか悔し涙なのかはわからないけど）
女の子がネガティブな発言をした時には、

必ず「そんな事ないよー」というファンからの合いの手が入る。

そんなフォローを受けつつ女の子は
スピーチを続けていく。

この辺りの中継先の会場のファンたちとの一体感も
番組の魅力なのかもしれない。


が、今回圧倒的な票数で1位になった指原だけが、

指原 「私はスキャンダルで仕事が増えて・・・」
ファン「そんな事ないよー」
指原 「（食い気味に）そんな事あるだろ！」

と、合いの手にツッコミを入れていた。

思わず笑ってしまったじゃないか（笑）

まぁこのあたりが圧倒的な人気の高さなんだろう。


「並のアイドルとは違います」って事だ。


指原と同じくスキャンダルの出た女の子が
今回人気を落としてランキングも大きく後退していたけど、

誰もこの子に「手越～、手越～」と、
合いの手を入れていなかった。

これ言っちゃうと、
会場で袋叩きに合う空気でもあるのだろうか（笑）


ベッキーを見ていても舛添さんを見ていても、
スキャンダルも対応一つで受け取られ方が違う。

笑点の楽太郎さん（今は圓楽さんか）なんて、
不倫スキャンダルが出てたけど、だいぶ笑わせてもらった。


・・・おっと競馬と関係ない事でスペースを埋めてしまった。

話を戻そう・・・。


今週の函館スプリントSがかなり混戦状態だったことは
オッズを見ればわかる。

つまり競馬ファンから見れば、
「何が勝ってもおかしくない」状態というように映った。


レースは想定通りローレルヴェローチェがハナ。

そして軽量を活かして、ソルヴェイグが番手。


この状況を見て、
「大外だからって無印にしちまった・・・」と、

もはやスタートの段階で敗北のフラグが立っている。


週初めのレース考察で

ソルヴェイグはフィリーズレビューを勝ちながら、
50キロの斤量で参戦可能。

同世代のティソーナ（OPマーガレットS勝ち）と比べれば、
2キロのアドバンテージは非常に大きい。

おそらく人気はティソーナに譲るだろうが、
馬券的な妙味を考えればソルヴェイグの方が上。

桜花賞惨敗が不人気の理由だろうが、
1600が長かったのは明らかで距離短縮は歓迎のクチ。
抑えておきたい。


と、言っておきながら、

大外枠に入ったのを見て、無印にしてしまった。

もうセンスが無い。


「手越～、手越～」を受け入れる度胸もない。


そして人気のシュウジも好位置につけている。


今週の函館スプリントSを

「誰が詰まるか、
誰が詰まらないかを当てるレースだ！（？）」と

揶揄していたけれど、

まさか…というより、
江戸川さんが逆神になっているのかもしれないが、

完全にオデュッセウスの方が詰まりそうな位置取り。

「あーーあーーーあーーーあーーー」

函館1200で前が壁になるのを避けるために、
後ろに下げたのかもしれないが、

あの位置からでは無理だ。


脚は確かに使っているけど、
前が壁になって動くに動けない。

もはや下げてしまったことで
走りのリズムを悪くしてしまっている。


一転してソルヴェイグは
軽量を活かして強気に行った分、止まらない。

シュウジもなかなかソルヴェイグを捕まえられないし、
レッツゴードンキも馬群を捌くのに苦労し、
取りこぼしてしまった感じ。


「これぞローカル競馬」といった感じのレースだったが、
馬券的に江戸川さんが見せ場なく完敗。

誰が詰まるのかを当てるレースで、
ピンポイントで詰まる馬を本命にするのだから、

江戸川さんも予想家としては
「並」またはそれ以下ということか。


気づけば来週は宝塚記念。

2016年も上半期は終わり。

いい形で締めくくりたいものだ。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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