2016-06-05 あの世代の馬のためのレース－安田記念－

あれ？雨が降った？

どうやら東京では
土曜の夜から朝にかけて雨が降ったらしい。

「どうやら」というのは、
江戸川さんが土曜の夜の早い段階から
DVDをがっつり見ていて気づかなかったせいだろう。

そのまま寝入ってしまい、朝を迎えたら、
道路が濡れていたというオチ。

しかも梅雨入りまでしたらしい・・・。


雨が降ったという事実を考えれば、
モーリスに向いた馬場になるのは必定。

「3馬身は突き放すだろうか（笑）」

なんて気楽に構えていたけど、

スタートを切ってみたら、

モーリスの鞍上のベリー騎手が
えらくカクカクしながら乗っている。

よく見たら、モーリスは引っかかってるじゃないですか。

レース前に気づいたんじゃないのか？

「ダメな方のベリーじゃないか、コイツは！」って。

それで我慢ならなくなって、
折り合いを欠いたんじゃ・・・。


最初の600mが35.0秒。

本来ならこんなスローペースで逃げている
ロゴタイプに気をつけなきゃならんのに、
ベリー騎手は外ばっかり気にしている。

そりゃ無理も無い話か。

すぐ近くにドバイを圧勝した
リアルスティールがいたわけだし。。。
（直線で無残にも散っていったけど）


前半はモーリスの引っかかり具合に
ハラハラするだけだったけど、

直線に入ってイスラボニータが
勝っちゃうんじゃないかっていう手応えで飛んできて、

負けじとダノンシャークもじわじわ来ていて、

あーでもやっぱりモーリスかって思ってしまって、

よく見たらそのモーリスの前にロゴタイプが居て、

直線は結構見応えのあるレースだった。

モーリスも道中スムーズさを欠いた中で
よく走っていたほうだと思う。


勝ったロゴタイプは3年2ヶ月ぶりの勝利。

よく考えたらキズナ・エピファネイア世代か。

2頭とも種牡馬入りして新たな馬生を歩んでいるが、
ロゴタイプはこれでG1を3勝。
種牡馬入りのお声は掛かるだろうか。

母父サンデー持ちだから社台は無理でも
日高ならニーズはありそうな気がする。

ダートを走ったり、海外遠征したり
いろいろあったけれど、

ここでモーリスを負かしたことは
陣営にとっても大きな収穫だろう。


馬券はおもいっきり外れ。

6月の競馬も暗雲の立ち込めたスタートとなってしまった。

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