2016-05-22 情緒不安定になるレース－オークス－

ついに来週はダービーを迎える。

決してオークスが前座というわけではないが、
桜花賞馬ジュエラーが回避、メジャーエンブレムがNHKマイルCへ向かった為、
シンハライトを中心視せざるを得なかったオークスと比べ、
ダービーの方がハイレベルな上に超絶混戦ムード。

否が応でもダービーの方が盛り上がるのは必然だ。

そもそもこの週中もシンハライトが勝って、
デンコウアンジュとペプチドサプルが
穴を開けると信じていたから、
なんか当たったような気分でいたし、

木曜日にペプチドサプルが抽選を通過した事を知り、
ガッツポーズをしてしまった。

個人的な盛り上がりには欠けるけど、
「今年のオークスは簡単でいいなぁ～」と、思っていた。
スタートを切るまでは。


レースはダンツペンダントが逃げる流れ。

序盤から後方につけていたシンハライトは
想定内といえば想定内だったけど、
4コーナーに入るときに「あれ？これ届くの？」と、
一気に不安に襲われてしまった。

逃げたダンツペンダントが1000mを59秒半ばで通過したので、
もうちょっと早く垂れるかと思っていたけど、
道中は流れが落ち着いて、4コーナーまで来てしまった。

「あれ？これ届くの？」と思った諸兄も
結構多いのではないだろうか。

対抗扱いのデンコウアンジュも馬群の中。

馬券的な可能性があるのは、
抽選を通過したペプチドサプルだけ。

シンハライトは坂下でまだ馬群をさばいている。

「ダメか、届かんか。」

もういつも通り馬券を諦めようとしていた刹那、
一気に馬群から突き抜けてくるシンハライト。

チェッキーノもしっかり伸びてきていたけど、
ちょっと役者が違うなって走り。

こうなれば馬券圏内に入りそうな
▲ペプチドサプルの行方が気になる。

しかし、現実は残酷なもの。

シンハライト→チェッキーノ→ビッシュで入線。
ペプチドサプルはわずかにジェラシーと同体。

「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ！！」

諦めたり、希望を持ったり、不的中を確信したり、
もう完全に情緒不安定としか言いようのない
最後の直線だったけど、ペプチドサプルは結局5着。

惜しいやら惜しくないやら複雑な心境だ。


勝ったシンハライトは2分25秒0の時計。

去年のミッキークイーンと同タイムで
ヌーヴォレコルトやメイショウマンボよりも早い。

ジェンティルドンナの2分23秒6は別格としても、
優秀な時計だろう。

▲ペプチドサプルは5着、
○デンコウアンジュは直線で不利。

◎シンハライトが見えていただけに・・・
ていうか、シンハライトで単勝2倍ついていたのか！

余計な馬券は買わず、
シンハライトの単勝だけ買えば、
来週のダービーを余裕綽々で迎えられたのに・・・。

素直にシンハライトの単勝だけ買えばよかった。
そんな気がしてならない週末だ。

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