2016-05-01 競馬界の底流で何かが起こっているレース－天皇賞・春－

まず最初に。

週初めのレース考察で
ヤマニンボワラクテの主戦・藤懸騎手に触れた一連の文章で、
誤った認識の上、記載された文章があったので謹んで訂正します。

藤懸騎手は新潟騎乗では無く、今週まで騎乗停止。
酷い妄想の文章を載せていました。
申し訳ございませんでした。

とにかく空想妄想青写真を描いていたら、
とんでもない考察を週初めからしていた事がわかる。

こんな事をやっているから、
いつまでも泡沫競馬予想コラムニストから
抜け出せないでいるのだろう。

「せめて馬券くらい当たってくれれば、チャラになるのに…」

なんて不埒な事を考えていたけれど、
やっぱりこんな甘い考えだから
泡沫競馬予想コラムニストの枠から抜け出せないのだと、自戒。
赤っ恥レベルでは済まされない話だ。


そう。

こんな不名誉な事象を取消そうと、
「せめて馬券は当たってくれ」と願っていた天皇賞・春は
想定通り武さんのキタサンブラックが逃げる展開。

ヤマニンボワラクテが一瞬行きそうな気配を見せるも、
丸山騎手は控える競馬を選択。
江戸川さんの妄想は妄想のままで終わりそうだ。

カレンミロティックに跨る池添騎手は
いつも通り（？）大舞台での武豊マーク。

武さんはそんなカレンミロティックの存在を
知ってか知らずか先手を取ると、
あとはキタサンブラック自身のペースを刻み始める。

◎を打ったアルバートはやや後ろ目のポジション。

切れる脚が無いだけに
「早めに仕掛けてほしい」と思っていた所に
グリーンチャンネルの実況の人が
「2000mの通過が2分3秒…」と発言。

「やばい！武さんのペース！」

藤田菜七子フィーバーがあって、
この上、サブちゃん＆武さんのG1制覇なんて、
競馬マスコミだけじゃなくて、
一般マスコミも喜びそうなネタじゃないか！？

「そんなJRAに都合の良いことばっかあってたまるか！」

なんて、もはや競馬ファンなのか、
泡沫競馬予想コラムニストなのか、
単なるクレーマーなのか、
一体どの立ち位置で発言しているのか
わからないくらいのご都合主義を吐露しているけど、
4コーナーではさすがに後続との距離が縮まる。

本命のアルバートは後方のまま。

いくらスタミナがあっても、
いくら切れる脚があったとしても、
今の京都では厳しい位置取り。

先頭に目を転じると、
キタサンブラックとカレンミロティックが
どんどん後続との距離を離している。

後ろから追い込んでくる馬もいるけど、
キタサンブラック－カレンミロティックなんて、
もはや一切予想もしていない展開。

「どっちだ！」

ご都合主義を吐露していたけど、
この叩き合いに熱くならない競馬ファンは居ない。

一瞬カレンミロティックが出たかと思うと、
すかさず差し返すキタサンブラック。

「武さんだ！！！」

わずかにキタサンブラックの鼻先が出た所がゴール。

JRA待望の（？）都合のいい形で結果が出てしまった。


馬券的には全くのハズレ。

母父ダンスインザダークに魅力を感じていた
アルバートを本命視していたら、
母父サクラバクシンオーの馬に勝たれてしまったでござる。

もはやこれくらいオチャラケないと
笑う気力すら起こらない。

母父サクラバクシンオーの馬が天皇賞・春を勝つなんて、
1年前ゴールドシップ－フェイムゲームで決まったレースを
見ている身としては未だに信じる事が出来ない。

いや、もうこればかりは
競馬界の底流の所で
何かしらの化学変化が起きているのかもしれない。

クラシックディスタンスは社台・ノーザンF系が
それ以外の短距離・長距離は日高で…

なんていう血統云々ではない棲み分けが
出来つつあるんじゃないだろうか。

北島三郎オーナーの笑顔を見ていて、
思わずそう思ってしまった。

そしてキタサンブラックの馬上で微笑むのは
今話題のディーンフジオカ・・・

あ、違う。武さんだ（笑）


もはや目の節穴っぷりが止まらない江戸川乱舞である。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中！
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの！
もちろん全て無料で見られます！