2016-04-24 内枠天国を痛感したレース－マイラーズC－

競馬スピリッツに原稿を送る段階でほんのり気づいていたけれど、
マイラーズカップはまさかの「ダノン－ダノン馬券」予想。

◎14ダノンリバティ
○1ダノンシャーク

こういう事をすると、
江戸川さんの馬友達の間で密かに話題になっている
「江戸川の○から買え」がハマりそうな気がする。

江戸川さんの鉄則に基づかなくても
「親子丼は人気薄から」なんて格言も有名なワケだし…。

※親子丼は同一馬主とか同一厩舎とかの事を指します。


そんな悪寒（？）を感じながら迎えたのが
安田記念へのステップレース・マイラーズカップ。

ダノンシャークが後ろから競馬をしていたら、
いつもどおり（？）「展開に泣かされた」とか
「馬群がさばけなかった」って話になるのかと思っていたけど、

今回はしっかりとスタート。

いや、どっちかっていうと好スタートの部類だ。

対して本命視していたダノンリバティは
いいスタートを切れたものの、位置取りに苦労している。

勢いのある松若騎手とはいえ、
重賞ではどのジョッキーもなかなか良いポジションは譲らない。
内に入りたくても入れない様子だ。

枠的観点から見れば京都外回りマイルは
比較的フラットなコースだけど、こういう立ち回りになると厳しい。

「現代競馬は内枠天国」とよく指摘されるけれど、
4コーナーを回ってくる感じは
まさにそれを改めて痛感せざるを得ないモノだ。

「ダノンシャークは来るけど、ダノンリバティは厳しいな」
正直そう思ってしまった。

8歳とはいえダノンシャークは決め手は上位。
この位置に居られるなら馬券圏内は外すまい。

騎手選びに混乱していたフィエロはハナから軽視していたけど、
ダノンリバティもフィエロも外を回していては厳しい。

ダノンリバティは終始外を回されて、
スタミナをロスして早々に終了。

フィエロも鮫島良太騎手も
かつて経験した事無いような厳しいマークに晒され、
結果的に外を回らざるを得ず、届かず4着。

両馬とも次回、騎手が乗り替わるなら、
見直して良いかもしれない。


結果的には「内枠天国」通り、2－1－4の馬番で決着。
2枠－1枠－3枠だ。

3着のクラレントが人気薄だったので、
三連系馬券は波乱の決着。

個人的にもダノンシャークは見えていただけに、
その他の内枠の馬を軽視したのは痛恨の極み。


来週は天皇賞。

個人的に早くこないか楽しみにしていたこの春一番のレース。

しっかりと巻き返していきたい。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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