2016-03-20 ​来年も馬券を買えるレース－阪神大賞典－

中山メインのスプリングSに
話題のアイドルジョッキー・藤田菜七子騎手が騎乗するとあって
ますます影が薄くなった阪神大賞典。

来春には産経大阪杯が
G1に昇格するとかしないとかの報道を受けて、
ますますこの長距離路線は日陰に追いやられそうな勢い。

天皇賞・春の距離短縮という最悪の愚行は避けられそうだが、
しっかりと長距離路線の整備は行って欲しいものだ。
（コラムで書いたので、コレ以上は何も書かないけど）
→ 【阪神大賞典の考察を書いている途中で。（2016年3月17日 Alohaな競馬）】

JRAにはこの路線の整備を切に要望したい。

日中のオッズはトーホウジャッカルとシュヴァルグランで
相当拮抗していたけれど、
やはりレース前にはシュヴァルグランが一歩抜きん出た形。

トーホウジャッカルはさすがに本調子には
程遠い印象だったし。

一周目は思っていたより
縦長の展開になっていて少々焦ったけれど、

対抗扱いのアドマイヤデウスは3番手、
本命視したシュヴァルグランは
いつでも馬群を捌いていけそうなポジショニング。

穴候補と見ていたカムフィーは
ちょっと苦しそうだけれど、

シュヴァルグラン－アドマイヤデウスで決まるのは
個人的に好都合な展開。

4コーナーを回ってきたところで、
シュヴァルグランが絶好の手応えで進出。
そしてあっさり抜け出す余裕っぷり。

「これは楽勝…」

思わず、ニヒルに呟いてしまう程の快勝劇だ。

ゆったり外を回して、楽に突き抜けた。

一部で（？）囁かれていたように
「幻の菊花賞馬」に違わぬ走り。

このくらいの距離になると、
そうそうライバルも出現しなさそうなので、
春の天皇賞はもちろん、
来年の阪神大賞典でも出てくれば馬券を買える。

2着に入ったのはタンタアレグリア。

タフな馬場で行われたダイヤモンドSで4着。
その反動を懸念して、今回はスルーしたが、
全く影響を感じさせずに見事連対。

江戸川さんの心配症っぷりが発揮されて、
シュヴァルグラン－タンタアレグリアの馬券を
取り逃してしまった。惜しいことをした。

こちらは天皇賞に出てくれば、
ヒモ穴に加えたいお馬さん。

そして勿体無い競馬になったのはアドマイヤデウス。

好位追走していたので、
あっさり抜け出すかと思ったら、
まさかの直線で前が壁。

カレンミロティックのヒップアタックを
喰らいまくっていた。

もう本当に最近の岩田さんの不運っぷりたら見てられない。

関東に移籍するかもみたいな話になっているけれど、
一回、成田山でお祓いしてもらったほうがいいレベルだ。

府中界隈の居酒屋でも「岩田乗れてない」って、
ベテランの競馬ファン達に言われていたし・・・。

ちなみにそんな不運な（？）
アドマイヤデウスはスムーズなら、
2着はあったかもしれない。

とにかく4コーナーを回ったあたりから
上手く進路がとれなかった。

そこから巻き返したのだから地力はやっぱり高い。

結果的に的中はしたものの、
穴候補のカムフィーは穴候補のままだったし、
対抗評価のアドマイヤデウスはヒップアタック喰らうし、

個人的には順当にシュヴァルグランが勝っただけの
何の面白みもないレース。

あ、でも、グリーンチャンネルで
スプリングSの本馬場入場が放送されていた時に

昨夜「うまズキッ！」で選ばれていた
乃木坂46の入場曲が流れた時は少々驚いたけれど、
良かったことってそれくらい。（本当に良かったのか？）

3日開催で何のいいところもなかったけれど、
月曜日のフラワーカップでは
ペルソナリテに全てを賭けるつもり。

何とかこの3日開催の負債を回収していかないと・・・。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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