2016-02-14 見る目がある様で無いレース－京都記念－

武さんの跨るスマートオーディンが強いのか、
ノリさんが手綱を取るハートレーが強いのか。

＜武豊VS横山典弘＞の対立構図なんて
もう何年ぶりに見たことだろう。

ここ何年も外国人ばっかり、地方出身ばかりの
競馬が続いてきただけに、
＜武豊VS横山典弘＞の構図は見ていてウキウキする。

人気はノリさんのハートレーが先行しているものの、
今の内有利な東京の馬場を考慮した上に、
スローペースからの瞬発力勝負は必至と見て、
◎は武さんのスマートオーディンに献上した。

ルメール騎手のメートルダールの3頭で人気を分けあっているが、
構図的には10年以上前の競馬を見ているよう。
なんだか懐かしい気持ちになるし、
10年以上も経ったのかとセンチメンタルな気持ちにもなる。

競馬スピリッツでも強気の勝負をして▲をメートルダールではなく、
ディーマジェスティとの組み合わせで三連単1点勝負なんてしてみたけど、
その結果は・・・


あ、そうか。


競馬スピリッツでは
京都記念を回顧しなければならなかったのか。

すっかり＜武豊VS横山典弘＞のことばかり考えていた。


さて京都記念。

もう少しレーヴミストラルが
人気を集めると思っていたけど、

後方一気の脚質が嫌われてか、
最内枠に入ったヤマカツエースと人気を分け合う形に。
（昼間はヤマカツエースの方が売れていた）

個人的にはトーセンレーヴの単勝が16倍もついて
複勝でも4倍近くつく事態に締りのない笑顔が止まらなかった。


レースが始まると、
ダービー馬・ワンアンドオンリーがまさかのスタート強襲。

この中間しきりに
「馬が変わった」「いい頃に戻った」と言われていたけど、
そんな馬があんなにスタートから追われるもんかね？
マスコミに踊らされ過ぎてたかもしれない。

そんなふうに見えてしまった。


1000m通過は1.03.6秒。
遅い。

こんなペースでこんな馬場で
最後方をレーヴミストラルが走っているわけだから、
馬券が当たるわけがない。
そもそも本命のトーセンレーヴが空気だ。

最後の直線は相当馬場の内側が荒れていたのか、
みんな外を選んで走っていた。

そんな中、上手く立ち回ったのがサトノクラウン。

ドゥラメンテの出現で
その存在感を失ってしまった「幻のダービー馬」だ。

もはや馬券が外れたことは分かっていたから、
率直な江戸川さんの反省としては
「2200（という距離が）が持ったか」という印象。

2400m以上となると厳しいかもしれないが、
このくらいの距離なら
まだまだ活躍できるチャンスはありそうだ。
（1800以下がベストかもと思い込んでいたし）


そして・・・

今週一番楽しみにしていた＜武豊VS横山典弘＞。

どういう競馬になるかと思っていたら、
まさかの両騎手とも惨敗。

府中は騒然としていたらしい。

ちなみに勝ったのは江戸川さんが
三連単1点勝負で▲をつけたディーマジェスティ。

全くもって見る目があったのか無かったのか、
判断に困る週末だった。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中！
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの！
もちろん全て無料で見られます！