2016-01-10 シンザン記念男に乗っかるべきレース-シンザン記念-

「あれ？シゲルノコギリザメ残るんじゃね？」

2歳王者・リオンディーズに迫った
1番人気のピースマインドが行きたがる面を見せたけど、
それを制して先手を奪ったのはシゲルノコギリザメ。

父スーパーホーネット、母父タイキブリザードという
「どこの地方競馬だよ」って血統の馬が
3歳路線の重要な出世レースのペースの鍵を握っている。

最初の600mの通過が34.8秒。

まずまずのペースだけど
シゲルノコギリザメがハナに立った途端、
一気にペースが緩む。

その様子を見てか、
シゲルノコギリザメの太宰騎手は徐々に後ろとの差を広げ、
4角先頭のまま直線へ。

江戸川さんの本命レインボーラインも
悪いポジショニングではなかったけれど、
直線で進路が塞がれまくってる。

切れる脚は無いから、このロスは致命的。
出来ればシゲルノコギリザメのような競馬をして欲しかった。


こんな後悔はすでに何の意味もないが、
先頭に目を転じてみると、
なかなかシゲルノコギリザメは垂れそうで垂れない。

「あー、これは残ってしまうなー（棒）」

もはや馬券が外れることが確定した以上、
発言が棒読みになってしまうのは致し方ないが、
最後にジュエラー、ロジクライが
自慢の末脚を駆使してシゲルノコギリザメに襲いかかる。

結果的にはわずかに後続を凌いでロジクライが先頭でゴールイン。
重賞初制覇を達成した。
（ハーツクライ産駒でこの時期、重賞を勝つのは凄い）

「ロジクライ？あ！また浜中？」

パッと見、関ジャニ∞の錦戸亮に見える浜中騎手は
シンザン記念3勝目。

11年にレッドデイヴィスで、13年にエーシントップ、
14年にはミッキーアイルで勝利。
来年のシンザン記念も浜中騎手が乗ってる馬は
無条件で押さえた方が良さそうだ（笑）

過去のレースいずれも重賞戦線で活躍している
お馬さんに乗っているので、
ロジクライの今後にも期待がかかる。
勝ちタイムもそれなりにいいわけだし。

馬券は外してしまったが、
明日のフェアリーSではビービーバーレルから
今日の負債を回収しようと企てている。

今年の3歳戦線は
一筋縄ではいかないレースが多いと睨んでいるだけに、
穴狙いを貫いていく予定だ。

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