2015-03-08 不安と感謝が入り混じったレース－弥生賞－

なんだ。

どうしてここまで不当に

タガノエスプレッソに印がついていないんだろう？

サトノクラウンも印がつくのもわかる。

ブライトエンブレムもまずまずの人気なのもわかる。

でも・・・だ。

レース考察でも書いたけれど、
シャイニングレイという馬の評価は過剰じゃないかと感じていた。

「ホープフルＳ２着のコメートも出ているけれど、
レースレベルをどう評価していいかわからない。」

と、わざわざ赤字で競馬スピリッツ側が書いてくれている。

まさにここが弥生賞で
的中がとれたかどうかの分水嶺だったように思う。

レース考察で書いた内容を要約すると・・・

例年ホープフルＳ（前身はラジニケ２歳S）には
超クラシック級が出ていた。
↓
だけど２歳重賞が乱発設定された影響で有力馬が分散。
相対的にレースレベルが下がった。
↓
つまり、１番人気になりそうなシャイニングレイは
安易に信用してはイカン。

おお、なんという名推理。

それでも心のなかで日和ってしまって
シャイニングレイに▲をつけてしまったが、
馬券の買い方を見てもらえれば、
江戸川さんの本音を垣間見てもらえるはず。

そう、江戸川さんの本音は「◎タガノエスプレッソからの総流し」。

前半のレースであまりにも負けすぎて
「総流し」とまではいかなかったけれど、
複勝840円・ワイド4180円と競馬スピリッツの中でも満足のいく的中結果。

「儲かってしまった？」

「儲かってしまった！！」

「儲かってしまったぁぁぁぁ！！」

こんな感じででぐいぐいインから伸びてくる
タガノエスプレッソを見ながら

「お願い！菱田くん！」

と、絶叫した江戸川青年。

週中から◎タガノエスプレッソを声高に叫んでいたのに、

マスコミでもほとんど取り上げられず、

最終オッズもまさかのブービー人気。

いやぁ、ほんとうにありがとうございました。

総流しとはいかなかったけれど儲かってしまいました。

菱田くんの中山経験の浅さを個人的に気にしていたけど、
中山芝コースで初めて馬券になってくれたのが、
タガノエスプレッソでよかった。

さすがだ。

皐月賞では（多分）印をつけないであろう薄情なファンだけど、
とにかくありがたかった。

しかし、これで競馬の時だけ
アンチフェミニストな江戸川さんは再びビクビクし始めた。

ウオッカのときのように
牝馬がダービーを勝ってしまうんじゃないかと、
つまりルージュバックが勝ってしまうんじゃないかと・・・。

さすがに今回◎をつけたタガノエスプレッソが
ルージュバックに勝てるとは思えない。

シャイニングレイはそもそもスローの競馬と、
微妙な相手関係でしか戦っておらず、
今回はその脆弱さを露呈した。

ダービーで勝つにはもう少し経験が必要だろう。

個人的には週初めから指摘しているように、
そもそも輝いて見えていないから困る。

これはレース考察では書かなかったけれど、
シャイニングレイの母シェルズレイも二代母のオイスターチケットも
あの金子オーナーの持ち馬。

血統表を見れば色めく金子馬がズラリ。

しかしこのシェルズレイのオーナーはキャロットという一口クラブ。

兄弟皆金子真人HDで持っていたのに、
シャイニングレイから突然キャロットにオーナーが変更。

ここでそもそも怪しさを感じてしまった。
金子オーナーは知っていたんじゃないか？
この馬が走らないことを。

だからキャロットに売ったんじゃないか・・・

と、レッドブルを飲みながら想像の翼を羽ばたかせている。

儲かってしまったものの、
勢力図がはっきりした牝馬とは対照的に
なんだか不安な気持ちになった今年の牡馬クラシック路線である。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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