ホッコータルマエがついに中央G1を勝ってしまった。
本来なら去年、勝っていなければならなかったレース。
単勝1.9倍の支持を得ていたにも関わらず、3着。
直線でソラを使って立て直そうとした幸騎手が
バランスを崩して「馬上でダンスをしていた」と
恥ずかしい記憶だけが残ってしまったレースだ。
そこから東京大賞典で復活。
儲けさせて貰ったし、
それ以前にも何度もお世話になった馬で
それ以前にも何度もお世話になった馬で
個人的に思い入れも非常に強い。
しかし、なぜ印を付けな かったのか・・・
原因は分かっている。
原因は分かっている。
とにかくドバイでの不調から
どれくらい復活しているのか気になっていたし、
チャンピオンズCの後は、
月末の東京大賞典・来月の川崎記念を使うだろうから
「メイチじゃないのではないか?」と疑っていた。
しかし、これは江戸川の深読みだったようだ。
馬主にとって陣営にとってここは悲願の中央G1。
懸ける想いが少々違ったようだ。
割とペースは流れるかとおもったら、そうでもなかった。
完全に各馬がけん制し合っていた。
江戸川が◎を付けていたワンダーアキュートの武さんは
おそらく読みを違えてしまったのではないだろうか?
3コーナー手前くらいから手が動き始めている。
そりゃそうか。
コパノリッキーが控える競馬をしてしまったが為に
クリノスターオーが楽に行ける競馬になってしまった。
それを追走したホッコータルマエ。
ナムラビクターも好位置に付けている。
展開が向いた・・・と言われれば確かにそうかもしれない。
しかし、上位3頭が後続につけた着差は少々決定的。
単純に「能力があると前々から目されていた馬が強かった」
というのが正直な感想。
そもそも交流重賞で実績のある馬が何頭 かいたが、
(これは地方競馬スピリッツでも似たような事を書いたけど)
そもそもロートルの多い地方競馬は
レースレベルが怪しい。
そこで勝ち切ったとしても中央G1では少々足りないということか 。
負けていても、 中央のハイレベルな重賞で戦い抜いた馬が強いのか。
2着のナムラビクターも、3着のローマンレジェンドも
交流重賞はなどは帝王賞などの大きいところ以外は使わずに
中央の舞台で戦ってきた。
強い馬の中で揉まれた馬が、
こういう大舞台で走りきれるのだろう。
人気になった4歳馬はそういう意味では
まだまだ経験が足りないのか もしれない。
クリソライトも一線級とはまだ(本気で) やったことはいなかったし、
コパノリッキーも展開が向かなかったこともあるが、
力が試される中京では、少々足りない印象だ。
このチャンピオンズCは
有馬記念の後のビッグイベントである
東京大賞典で馬券を当てる為のヒントになりそうだ。
とにかく参考にしていいレースだろう。
それにしても、外国馬はブービー入着。
来年も遠征してくる馬があるのかどうか、
少々不安を残すレース結果だった。