2014-11-23 戦略的勝利と戦術的敗北を味わうﾚｰｽ-ﾏｲﾙCS-

「京都の外回りはディープとタキオン産駒を買っておけばＯＫ」
と、週中からえらくご高説を垂れていたのは江戸川さん。


「二連系を買うならディープ産駒だけで、三連系買うならタキオン産駒も」
と、ご丁寧にアドバイスまで添えて周囲に話していた。

そしたら、どうだ。

１着 ダノンシャーク（ディープ）
２着 フィエロ （ディープ）
３着 グランデッツァ（タキオン）
４着 トーセンラー （ディープ）


ほら！見て！このわかりやすい結果。
週中でも素晴らしい見通し！
各所で指摘していた通りのレースとなった。


「さすが江戸川さん！」
・・・と自画自賛もここまで。


１着▲ダノンシャーク（ディープ）
２着△フィエロ （ディープ）
３着△グランデッツァ（タキオン）
４着◎トーセンラー （ディープ）


「よ、４連複なら的中かな（すっとぼけ）」


ひどいもんだ。


そもそもの見通しがスタートで狂ってしまった。
ワールドエースがスタートで出負け。

想像通りペースは流れたし、
ミッキーアイルは外に入ったら買わないと宣言していた通りの予想になったけど、

◎トーセンラーは直線で外を選択してわずかに足りず、
〇ワールドエースは追走を焦ってしまったがゆえに最後は甘くなってしまった。


「京都の外回りはディープとタキオンを買っておけばＯＫ」
「二連系を買うならディープ産駒だけで、三連系買うならタキオン産駒も」

こんな偉そうなご高説が、当たったようで外れたし、外れたようで当たっている。

ちょっとカッコよく言えば、
「戦略的な勝利は得たけれど戦術的には敗北してしまった」というところか。

トレンディードラマに出てくるイケメン俳優が
哀愁を漂わせて言えば、キマっているセリフだが、

いかんせん江戸川レベルの外見でこんなことを言おうもんなら、
「結局、予想はハズレてんじゃねーか」の一言で終了してしまうレベル。
イケメンの方が人生「得」だ。

たしかにホウライアキコがミッキーアイルに
ハナを譲らなかったことで、ペースが流れたし、

トーセンラーも４着に迫れるレースになったけれど、
想像以上に内が止まらない馬場だった。

それが分かっていたからか、
４コーナーではダノンシャークの岩田騎手は迷わずインを突いていたし、
武さんも４コーナーで外に振れる力を利用しつつ、
ワールドエースに体を預けながら外を選んだ。

（江戸川からすれば、本命対抗同士で何してくれてんだという話だけど）

レースは内を突いたダノンシャークに軍配が上がったけれど、
フィエロの福永騎手も好騎乗。

４コーナーでもうちょっとスムーズなら違っていたかもしれない。
そんなロスですら、もったいないくらいの大接戦。

グランデッツァもあのハイペースの中３番手を守り続けたのだから立派。
控える競馬ならこちらも違った競馬になっていたかもしれない。

とにかく今週は
「戦略的な勝利は得たけれど戦術的には敗北してしまった」。

月曜日は競馬スピリッツでの予想は無いけれど、
江戸川のブログで、東スポ杯の予想でもしようかと目論んでいます。

恥の上塗りにならなければいいのだけど・・・。

 

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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