本日のメインレースを振り返ります。レース回顧

2014-09-14 新潟最終週に直結するレース－セントウルＳ－

逃げ先行馬が有利と書いた週初めのレース考察で、

「とにかく前へ行ったもん勝ち。」

と書いて以来、ハクサンムーンだけを狙い続けていた。

カレンチャン、ロードカナロアと圧倒的な王者はいたけれど、
現在は群雄割拠状態で、絶対的な王者は不在。

王者になれる可能性があるのは唯一ハクサンムーンだと思っていただけに、
大外枠に入ったのを見た時には頭を抱えてしまった。

しかし、今考えればそこまで悪いものではなかった。
とにかく当たったし、若干ではあるものの儲かってしまったからだ。

そこはまぁいい。

胸を張れるほど儲かってないし、
何よりも配当が安すぎて涙しか出ない。

にしても、ハクサンムーンの地力の高さにはやはり驚かされた。

旋回癖が話題になっている同馬だが、
だんだん回数も減ってきたように思えるし、
スタートで後手を踏み出遅れても、先団にとりつくスピードがある。

発汗もしていたし、次を計算して完調手前だったのかもしれないけれど、
あの競馬が出来るならフラットな新潟のスプリンターズＳでも期待していいと見た。

ＪＲＡ－ＶＡＮのレース回顧読んだら、

「スプリンターズＳの行われる中山の坂も問題なさそうだ。」

って書いてあったけど、今年のスプリンターズＳは新潟。
竹野内豊がＣＭで言ってるんだから間違いない。

新潟最終週で外差しの馬場になったとしても直線が短くなる分、
控える競馬が出来るハクサンムーンには好都合なコース設定となりそうだ。

いや逆に立ち回りの上手いリトルゲルダも今年のスプリンターズＳでは目が離せない。

逆にメッキが剥がれた馬もいた。

これぐらいメンバーが揃うと、
サマースプリントシリーズで活躍したくらいでは馬券的な信用は難しい。

トーホウアマポーラもメイショウイザヨイもＧ１では厳しいだろう。

むしろ株を上げたのが、
最後方から一気の競馬を決め込んだマヤノリュウジン。

大外ぶん回しで、けっして美しい騎乗とは言えないけれど、
力のあるところを見せた。

外差しの新潟競馬場ならその末脚を活かせるかもしれない。
それは４着になったスギノエンデバーも同様。

ただ、それ以上に恐れ入ったのはエピセアロームの根性。

位置取り的にリトルゲルダとハクサンムーンには置かれたが、
33.2秒の末脚を繰り出して来たスギノエンデバーを凌ぎ切った。

あっさり交されてもおかしくなかったシーンだが、
それでも逃げ粘ったのだから大したものだ。

おかげで儲かることが出来たのだから馬に感謝だ。

ちなみに９月１４日はメンズバレンタインデーらしい。

「男性から女性に下着を送って愛を告白する日」ということになっている。
江戸川からもエピセアロームに下着でも送ろうか画策しているところだ。

とにかく今年のスプリンターズＳは
例年以上にセントウルＳがかなり影響することになりそうだ。

ちなみにＪＲＡ－ＶＡＮのセントウルＳのレース回顧の
「スプリンターズＳの行われる中山の坂も問題なさそうだ。」
は未だに（14日17時30分現在）訂正されていない。

もしかして、急きょ中山になるというサインなのだろうか・・・。

新潟でやると思い込んでいるだけになんかドキドキし始めた江戸川さんだ。

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三連単10点で的中したレース－セントライト記念－

夏の終わりを感じるレース－新潟記念－

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このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。得意な予想スタイル：単複・ワイド・三連単など

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