2014-09-07 夏の終わりを感じるレース－新潟記念－

仲間たちと海に出かけて、
キレイなおねーちゃん引っかけて、
ひと夏の淡い恋があって、
ＢＧＭに湘南乃風が流れるようなイケイケドンドンの夏を送る・・・

そんな妄想を抱いているうちに終わってしまった今年の夏。


結局今年も、競馬の事だけを考える夏になってしまった。
きっと来年も再来年もこんな感じで過ぎていくはず。
きっと来年の今頃も妄想だけで夏が終わったとか書いてるはず。

「新潟記念は瞬発力に勝るディープ産駒だけ買えばいい。」
きっと来年も再来年もこんな感じでレースを見ているに違いない。

週始めのレース考察でも書いたけれど、
「とにかく瞬発力が使えるディープ産駒を買う」

これが毎年夏の新潟記念の攻略法。江戸川推薦の方法だ。

「真夏のビーチ ナンパ攻略法」とかが
載ってるような雑誌よりは信頼度もあるはず。

事実、今年の新潟記念は１～３着まで全てディープインパクト産駒。
ディープインパクト産駒BOXだけ買っておけば儲かってしまったレース。
来年もこの攻略法は使えるに違いない。

しかし、だ。

なぜ、江戸川乱舞という男はここまでわかっていて
本命が13番人気のヴィクトリースターだったのか。

対抗に非ディープインパクト産駒のメイショウナルトだったのか。
言行不一致も甚だしい。

「何がしたいんだ、コイツ」と思った方も多いはず。

レース考察で斤量が軽いディープ産駒を信じてしまったがために
とんでもない予想を披露してしまった。

しかも錦織圭が全米オープンテニスの決勝に
日本人初の進出を決めたニュースを朝見て、

「錦織圭が準決勝で勝ち星（ヴィクトリー・スター）か」
と、朝からニヤニヤしていたことも恥ずかしいし、

netkeibaのヴィクトリースターの掲示板を見ていたら、
同じことを考えていた人が多くて、これまた恥ずかしい想いもした。散々だ。

最後の直線で物言いもついてしまったけれど、
ディープインパクト産駒だけを買っていれば
当たっていたことに違いはないだろうし、
そういう判断だから降着にはならない。

ただ江戸川にはもう関係ない。

ヴィクトリースターが大外に持ち出して、
そのまま伸びあぐねている姿を見た時に全てを悟ったのだから。

今年の夏もなーんもいいことがないまま過ぎて行った。

競馬やってても、
これでもかっていうくらい馬券は当たらないし、
あえてスルーしたレースで馬券が当たるし、
万馬券当たったと思ったら買い間違えるし。

なんなんだ、これは？
これが厄年パワーってやつか。
ていうか、厄年じゃないし。

ただ、このレースで分かったこと・・・いや、
確認できたことが一つ。

新装された中京競馬場で走れる馬は
開催場が変わっても、活躍できるという事。

マーティンボロもクランモンタナもラストインパクトも
タフな中京を経験している。

新馬戦や平場で中京を勝ったという事実は微妙だけれども、
準ＯＰクラスなんかで勝ち上がっている馬を見つけた時は要注意した方がいい。

これは今回分かった教訓。
新潟記念のディープインパクト産駒の中京成績をザッと振り返ってみると


１着 マーティンボロ （中日新聞杯）
２着 クランモンタナ （準ＯＰ勝ち）
３着 ラストインパクト （３歳時に特別戦勝ち）

＞＞＞掲示板の壁＜＜＜＜

７着 ニューダイナスティ（１年前に準ＯＰ勝ち）
８着 エックスマーク （未勝利勝ち）
９着 ヴィクトリースター（500万勝ち）

こう並べるとよくわかる。

それなりの特別戦以上の中京競馬場で勝っている馬は注意した方がいい。

何がヴィクトリースターだ、何がエスポジートだ、何が江戸川乱舞だ。

とにかく夏競馬は今週で終了。

来週からはがっつりＧ１へ向けた重賞が始まる。

とにかく厄払いしたいと切に願っているところだ。

と、思ったら保険で買った枠連が当たっていた。

命拾いしていた江戸川である。

 

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