2014-08-17 親子丼を返してほしくなったレース－関屋記念－

土曜日、複勝乱舞のコーナーのスペースの中で、

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「ボイン」という名前のブライアンズタイムの牝馬が登録された。
絶対競馬場で「ボインちゃん」っていうオヤジが出てくる。自信あるわ。
ちなみに馬主はゼロスの馬主さん。絶対ＪＲＡと揉めたはず。ボインだけに。

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っていうことを、つぶやいたけど、
一晩明けて冷静に読み返したら、ひどいコト書いてるな、と思った。

これを酒の勢いとかではなく素面（シラフ）で書いているのだから、
江戸川乱舞という男はつくづくくだらない男だと思う。

しかしこんな自分が嫌いじゃないからしょうがない。向上心のない男だ。

新潟メインの、いや今週メインの関屋記念は
迷うことなくダノンシャークからという事は週初めから心に決めていた。

けれど、レース前しきりにいろんな方面で
新潟の馬場が乾き始めたとちらほら耳にし始めた。

とにかく本線はダノンシャークの複勝とマジェスティハーツへのワイド。

江戸川の中での鉄板は＜３着以内＞。
配当的に旨味はないけど、銀行レースくらいの気持ちでいた。

週中からダノンシャークへのぶち込みで
儲かってしまうと思い込んでいただけにワクワクが止まらない。

的中を確信してテイクアウトしたなか卯の親子丼（大盛り）を
口一杯に頬張りながらフジテレビのレース中継をみていた。

レースの解説者はアンカツこと我らが安藤勝己。

このオッサンはなかなかハラハラする発言をするので、
テレビに出る時は思わず見入ってしまう。

今日も発走前に一言を求められたときも、そう。


アナウンサー「関屋記念といえば安藤さんが３年前にレインボーペガサスで勝っていますが、その時の思い出は何かありますか？」

アンカツ「あのときは暑かったね」

江戸川「ブフォッ」


親子丼吹いちまったじゃないか。

レインボーペガサスの思い出を答えるだろ、普通。
ていうか、レインボーペガサスのこと覚えてないだろ。

むしろレインボーペガサスどころか、関屋記念を勝ってた事すら覚えてないレベルだ。
吹いてしまったなか卯の親子丼（大盛り）を返してほしい。

そういえばスタートも典さんがやらかしてくれた。
エキストラエンドが致命的な大出遅れ。

エキストラエンドを気にしつつ、
雨が降ってるなら一銭もいらないと判断をした江戸川のファインプレー。
思わずガッツポーズ。まだスタートしたばかりなのに。


でも、テレビから伝わってくる新潟の芝の印象が思っていたのと違った。

「あれ？これもしかして、想像以上に乾き始めてるんじゃないか？」

嫌な予感しかしない。事実コーナーを曲がるときも、外をチョイスしている馬は少ない。

ダノンシャークもイイ感じに見えたけれど、それ以上にクラレントの雰囲気がいい。

あ、これは荒れた馬場が不得意な
江戸川の知っているクラレントじゃない。

これは先月亡くなった名牝の誉れ高い
伯母・エリモシックを彷彿とさせるクラレントだ。

乾き始めた馬場のいいところを
一完歩ごとにダノンシャークを追いつめるクラレント。

「ダノンシャークが負けてまう！！（しかし複勝は当たるから）そのまま！！！！」

着差半馬身。クラレントがダノンシャークを振り払った。

見た目以上に乾いた馬場の印象を受けたのはレース後。

大出遅れをかましたエキストラエンドが33.5秒の末脚を繰り出していた。

稍重発表だったとはいえ、エキストラエンドやクラレントが走れる馬場は
当初江戸川の想定とは違ったものになってしまった。

それにマジェスティハーツとはなんだったのか。

「高速の上がり決着になるとついていけれてなかった」
「距離が合わなかった」「これまで使い過ぎた」などいろんな要因が考えられるけど、

この馬はオールカマーか、一休みさせてアルゼンチン共和国杯あたりから
狙わせてみても面白いんじゃなかろうかと思う。やはり1600ｍは短い印象だ。

ダノンシャーク－マジェスティハーツのワイドは外してしまったけれど、
ダノンシャークの複勝が160円しかつかなかったとしても
全力で的中を狙いに行く江戸川なのでありました。

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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