2014-07-27 ３連覇は本番前に達成されていたレース－中京記念－

「マジェスティハーツとフラガラッハの１点で決まりでしょ」
「ダノンヨーヨーも抑えとけばＯＫだよね」

と、江戸川が予想原稿を渡し終えた直後に、

競馬スピリッツの中の人のエライ人が土曜日に言うもんで
不吉な予感しかしなかった江戸川。


「はは・・・そうっすね・・・。」

◎マジェスティハーツ
○フラガラッハ
▲ダノンヨーヨー

という予想をしている江戸川にとってこれは完全に「死亡フラグ」。


この段階でエライ人はまだ江戸川の原稿を見ていないけれど、
まさかの被り方をしてしまった。


このエライ人と予想が被るとロクな事が無い。

というよりもこの夏の成績の悪さはこれが原因ではないかと
心の奥底で思っているほど、最近被っているし、相性が本当に良くない。

あまり言いすぎると江戸川の存在がこの世から消されてしまうので、
これ以上は言わないけれど、けっこうショックだった。

「それ以外にもサダムパテックが面白いと思うんですよ。
あと、土曜はミッキー軍団けっこう来てますよね。
ミッキードリームも抑えようか結構迷ったんですけどね、やめときました」

と、江戸川も返しておいたがイヤな予感しかしなかった土曜の夜。

底知れぬ不安を感じながら迎えた日曜日の中京９Ｒの中京２歳Ｓで、
フラガラッハよりも先にイケメンの浜中ジョッキーがケツァルテナンゴで優勝。

中京２歳Ｓ三連覇を達成してしまった。

馬券は当たったけれど、なぜか冷や汗が止まらない江戸川。

「ここで三連覇ってことはフラガラッハの三連覇は無いな」

９Ｒですでにフラガラッハに「死亡フラグ」が立ってしまった。
少なくとも江戸川にはそう感じられた。

中京競馬場は完全にパワーの必要な馬場になっていたので、
マジェスティハーツの◎には自信があった。

少なくともこの自信は前走のエプソムＣ以上のもの。

クロフネサプライズが逃げる展開も
４コーナーで外に膨れる展開もある程度想定できた。

だからこそ、４コーナーでインに切り込んで
坂を上り切って先頭に立った森君のマジェスティハーツは輝いて見えた。

「（ＳＭＡＰではない）森君！！あるで！！」
△ブレイズアトレイルを振り切ろうとしているマジェスティハーツ。

「おおぉぉぉ！！当たるぅぅぅ！！！」と、思った束の間。

大外から△サダムパテックと悩みに悩んで馬券を切った
ミッキードリームが突っ込んできた。

「ぎゃぁぁぁぁぁ！」

なんか最後はわけわからんことになったけれど、持っている馬券は当たっている。

「今週もなんとかクビがつながった」
と脱力感満載でほっとしていたら、
「栗山さんの三連単当たってる」との声が。

競馬スピリッツスタッフが大騒ぎを始めた。

「三連単４２万・・・だと？」

再び震撼する江戸川。震えが止まらない。
大人用のパンパースが必要になるくらい漏れた。

やはりプロだ。
競馬スピリッツの予想陣と言うのは本当にプロだ。

出来る男はやっぱり一味違う。

明石家さんまが過去の２７時間テレビのコーナーで
「お気に入り」と言ったセクシー女優とのデート報道が

「ハニートラップ」だとで言ったことが今朝のYahoo!ニュースに載っていたけれど、
出来る男は「お気に入りやで」と言っただけでデートが出来てしまう。

出来る男はマジェスティハーツに◎を打った後、
サダムパテックだけでなくミッキードリームの馬券を買うことが出来る。

これが芸能の世界であり、競馬の世界だ（迫真）

江戸川のようにぽろっと言っただけでは何の成果も得られない。
形にしなければ意味が無い。

厳しい世界だと改めて思い知った中京の最終週。

江戸川もさんまさんや栗山さんに近づけるように
言葉としての表現はこれからも続けていこうと思う。
そして形にしていこうと思う。

いつか大輪の花になると信じて。

言葉には魂がある。言霊だ。
いつか形になる時も来るはずだ。

とにかく「希美まゆとラーメン食べに行きたい」とだけ書いて今週の考察を終えようと思う。 

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
「勝つ馬」ではなく「負ける馬」から選ぶをモットーに
独自の予想を繰り広げ、高配当の的中レースを量産中！
初心者では目の届かない見落とされがちな馬を選び、的中に導く予想は見事なもの！
もちろん全て無料で見られます！