2014-06-15 JAPANﾌﾞﾙｰだけに青ざめたﾚｰｽ-ｴﾌﾟｿﾑC-

何だ？

なんでこんなに朝からサッカー日本代表のユニフォームを着た連中が多いんだ？

あ、そうか。今日か、ワールドカップの試合は。

とにかく街にはサッカー日本代表ユニフォームを着た連中でいっぱい。
お祭り騒ぎだ。とくに渋谷は。


そんな話を競馬スピリッツスタッフにすると
「江戸川さんはサッカーのユニフォーム着ないんですか？」
なんて、無邪気に聞いてくるもんだから、


「無いんだよ、江戸川が着れるサイズが（憤慨）」

思わず朝から不機嫌になってしまった。

江戸川だってＪＡＰＡＮブルーのユニフォームを着て、
渋谷でハイタッチしたい。そんな充実した日々を送りたい。

でも、仕方ないんだ、競馬があるから。
我々は買いたくなくても馬券を買う事を強いられているのだから（涙）


おっと、話が逸れた。


朝１０時からサッカーの試合が行われたもんで、
我々が所属する競馬軍はだいぶ被害を受けた様子。

阪神１Ｒなんて２番人気－11番人気－10番人気の決着にもかかわらず、
三連単で５０万しかついてない。完全にサッカーにお客を獲られた様子。

「これは今日のエプソムＣは旨味はないかもなぁ」とぼやいていた江戸川。

マジェスティハーツに打った◎はけっこう自信のある◎。
内よりもだんだん外目を選択する馬が増えてきた。
外目の枠は有利に働くはず。

自信の◎を打ったマジェスティハーツは
今、海外遠征中の森君が最近中団から競馬をすることを覚えさせていた。
外目を回りながら、好位差しを決めてくれると踏んでいた。
しかもダービージョッキー。
万全の態勢だろう。

そう思っていながらレースを見ていると
最後方から競馬をするマジェスティハーツ。

「なんなんだよ、その位置取りは」こちらでも憤慨。

行き脚はついてないんでしょうがないけど、思っていた展開と違いすぎる内容。

「ノリさん・・・」

もはや横山典弘の代名詞ともいえる「後方ポツン」が炸裂中。

あぁ、もう終わった。

ドログバが出てきたくらいの絶望感。
そう思っていた刹那、４コーナーでインを選択するノリさん。

「あきらめてねぇ！まだある！これはやる気のあるノリさんや！」

外が伸びる馬場に変貌しつつある府中だが、
勝ちに行くなら、この選択しかない。

じわじわ順位を上げるマジェスティハーツ！
ダノンヨーヨーを屠らんと追い上げるマジェスティハーツ！
これぞダービージョッキーという騎乗！


「ある！ノリさんまだあるよ！ある！ある！・・・無えぇぇぇぇ！！」


一瞬突き抜けそうな気配を見せたものの、
結局は外からやってきたディサイファと好位で立ち回ったマイネルラクリマが強襲。
マジェスティハーツは伸び負け。

59キロを背負ってたダークシャドウも復活を予感させる３着。

やっぱり左回りは走るし、スランプを脱した模様。
次は中京記念か新潟大賞典かな？
今年のオールカマーは新潟だからそこでもいいかも。

とにかくダークシャドウの復活は嬉しい限り。

しかし、馬券は外れに外れた。大損。ほんとにひどい話。

マジェスティハーツはもしかすると1800ｍは短いかもしれない。

そう考えればもう少し距離があった方がいいタイプだろうし、
森君だと折り合うんならまだ見限れない。

そもそも今日のレースが森君だったら、
結果は違っていたかもしれない。

レース考察でも書いたけど、彼とは相当手が合う様子。
やっぱり競馬は奥が深い。

馬とは完璧な意思疎通が取れない。
だからこそやっぱり跨る人間と馬の信頼関係は非常に大事だろう。

森君が居れば・・・。

そういえば、昔、ＳＭＡＰにも森くんがいた。
今はＳＭＡＰを辞めて川口オートでレーサーをやっている。

森くんが居れば、今のＳＭＡＰも違った展開を見せていたかもしれない。
って、全く関係ない話。

この夏、森君が戻ってきたら、マジェスティハーツは買い。

そう心に刻んで、今週の競馬は（も）大損でフィニッシュ。

 

平凡サラリーマンから、独自の「逆走競馬予想」で競馬評論家に転身した江戸川乱舞。
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