「ふざけんな福永!!」
という罵声が渋谷のウインズで飛び交っていたと報告が。
まぁ、それは仕方ないかもしれない。
牝馬三冠に加えて、JCを連覇。
京都得意のディープインパクト産駒。
たしかに買い要素の方が多いように思います。
自分もそう思っていましたし。
でも死角があるなら斤量・・・福永・・・福永・・・福永・・・
となっていたのも事実。
なので「単」では勝負できなかったわけです。
(コウエイオトメがおいしそうとかそもそも思ってましたし)
あ、別に福永騎手批判とかではなく、
今日のレースで率直に思ったのが
「今日の典さんはやる気のある典さんだったか」ということ。
逃げ馬不在。
スローペース必至。
瞬発力勝負。
こういうレース展開をそもそも想定していたので、
デスペラードが逃げた時には
「そうきたか!!!!」という状態。
桶狭間か真珠湾か・・・今年の京都記念は
典さんの奇襲でスタートしていたのです。
おそらく福永騎手もサンデーRから言われていたのは
「ドバイを見据えた騎乗をよろしく」というものだったはずなので、
昨年秋にチラつかせた行きたがる面の克服が目的であったはず。
陣営的には
好位につけて、最後は瞬発力で抜け出す−−−−
という青写真を描いていたのではないでしょうか。
そういう意味でスタートを決め、好位置を取れたと思っていた矢先に
外からハナに立った典さんのデスペラード。
福永騎手的にも「そうきたか!!!!」
という感じだったのではないでしょうか。
1000mの通過タイムが1分3秒。
馬場を勘案しても遅すぎるペースで進んでいるので、
3コーナーの坂のあたりからペースが一気に激流へ。
このスローペースに対して辛抱ならず
トゥザグローリー、ジェンティルドンナが動き出し、
それに合わせてマイネオーチャードも動き出します。
武さんもここで動かそうとしますが、
進路を確保するのにとどめ、仕掛けをワンテンポ遅らす構え。
アンコイルドの後藤騎手もジェンティルドンナを見ながらというよりは
途中からデスペラードを見ながら競馬をしていた節があるので、
ここでは無理をしていません。
この熱い駆け引きに魅せられた江戸川は
馬券のことなんかどーでもよくなっていました。今思えば。
ジェンティルは怪しいし、コウエイオトメはタイミングを逸してるし、
「縦目」で決まりそうな気配がプンプンしてたし。。。
3コーナーで仕掛けたトゥザグローリー、
人気のジェンティルドンナは伸びを欠き直線で失速。
そうそうに動いた連中は直線でズルズル失速。
そのタイミングで恐れ入ったのは、
デスペラードのここからの二枚腰。
馬群に沈むかもと思っていたデスペラードが再度、スパート。
早めに動いた馬達を退け、勝ちに来た武さんのトーセンラーを封印。
ベテラン騎手たちの駆け引きに魅了されたレースでした。
馬券のことはまぁ・・・残念な部分はありますが、
これは本当にいいレースでした。
しかし稍重発表であった通り、
トーセンラーが最後伸びきれなかったのは
馬場が向いていなかったと判断するべきですが、
58キロであったことや走りっぷりから見て、
想像以上に力をつけている可能性が高いです。
春の天皇賞を使うのかどうかわかりませんが、
京都以外のコースであったとしても、軽視はしない方がいいでしょう。
それにデスペラードもここを勝ち切ったことで
一気に春の天皇賞候補馬に名乗り出ましたね。
一線級が揃いそうにない春の天皇賞で
ずっと江戸川が応援してきたタニノエポレットの
G1奪取のチャンスと思っていましたが、強敵が出てきた印象です。
ジェンティルドンナの陣営からのコメントは出ていませんが、
最終レースでも福永騎手は1番人気を飛ばした様子。
「やっぱり買わなくてよかった」と、
心の底から安心している江戸川なのであります。
・ヒットザターゲット
スローペースに流され過ぎた印象。
位置取り次第ではもっと上位もあったはず。