「江戸川さん、本気ですか?」
火曜日に日経新春杯のレース考察が
競馬スピリッツのサイト上に公開されてから何度尋ねられたかわからない。
「根拠はあるよ。大穴だよ。」
そしてこの返事も何度したかわからない。
想定される展開はスロー。乗り役は漢・藤田。
近走の走りっぷりから積極的な好位差しを期待するしかない。
ロードオブザリング自身も抜群の京都適性、
それに重賞でも通用する瞬発力を兼ね備えた馬。
江戸川が希望していた斤量54キロ。
出馬表を見た時からウキウキ。
好配当ゲッツの予感でワクワク。
日曜も鉄板クラスと目論んでいた中山7Rの
ヴィットリオドーロで大勝負を敢行。
関東若手ナンバーワンの田辺大先生の好騎乗で見事的中。
「これで日経新春杯で大勝負(ニヤリ」
江戸川のまわりにいた競馬ファンもこの的中に
「ロードオブザリングって、マジであるんじゃないか?」と、ざわつく。
そして次々と売れていくロードオブザリングの単複。
「いや〜、これはあるよ。みんなで大儲けだよ〜」
大きく盛り上がる前祝ムード。
想像するのは的中後の各々の姿。
「いい部屋に引っ越そう」「遊びまくろう」「バカンスに行こう」
大きく広がる夢。
そしてスタートの刻。
高鳴る鼓動。
湧き上がる期待感。
盛り上がる観衆。
出遅れるロードオブザリング。
「ばんなそかな!!!!(そんなばかな)」
いきなりスタートで遅れるロードオブザリング。
先手を取るサトノノブレス。
好位置からステラウインド。
中団からアドマイヤフライト。
最後方からロードオブザリング。
「江戸川さん、ロードオブザリング大丈夫なんですか?」
「・・・。」
4コーナーでも大外を周るロードオブザリングと漢・藤田。
(出遅れて大外まわすとか・・・あの頃の漢・藤田はどこにいったんや・・・)
直線では既に絶望の真っ只中。
五里霧中どころか、万里霧中・・・いや、億里か。
的中するはずの無いレースを見守るハメに。
(腐っても菊花賞2着馬か。ここでは違ったという事か。)
そんな想いで遠い目でレースを見守っていると、
「江戸川ーーー!!金返せーーー!!」
「ふざけんな江戸川!!」
聞こえてくる罵声。
この罵声は甘んじて受け止めます・・・。
しかし、今日改めて再確認できた部分も多く、
これは来週のAJCCに活かせる展開。
来週は、今週の負け分を取り返す戦いになる・・・はず。
サトノノブレスを物差しにすれば、
自ずと浮かび上がってくるAJCCの勝負馬。
臥薪嘗胆。
来週の今頃は、大手を振って歩きたいところ。
期待して頂いてる皆様の為にも、
挽回を誓っております。
・コウエイオトメ
人気になりづらい同馬だが、末脚は確実
次走も要注目
・ラウンドワールド
距離が長いのかも。
小回りコース向きの可能性も。