シンザン記念前日の土曜日〜
競馬スピリッツ運営事務局・山下氏との会話
山下
「あの・・・シンザン記念の原稿なんですが・・・」
江戸川
「あれ?どこか間違ってました?」
山下
「いや間違ってないんですけど、
◎ウインフルブルームと○ミッキーアイルしか書いてないです。
他の馬はどうなんですか?」
江戸川
「ウインフルブルームとミッキーアイルしか見えないんだけど
そのレース他にも出てるの?」
山下
「一応、13頭立てです」
江戸川
「マジでか。
好スタートを決める2頭のマッチレースだって聞いたよ?」
山下
「誰から聞いたんですか?(汗)
もしもの時の為にもう何頭かもらえると助かるんですが・・・」
江戸川
「あぁ、大人の事情ってやつね。まぁ、しいて上げるなら・・・」
結果として、
▲タガノグランパと△ビップレボルシオン・モーリスを付け足すものの、
レースに対する見解は既に馬スピ特報内で示した通りです。
土曜日の江戸川も発言していましたが、
今年のシンザン記念はまさに
「マッチレース」になった感じでした。
好スタートを決めたミッキーアイル。
それとは対照的にやや立ち遅れた感のあるウインフルブルーム。
ただ持ち前のスピードであっという間に
ミッキーアイルを視野に入れたウインフルブルームは早々と二番手に。
もうこのあたりでレースの構成は
能力の抜けている2頭(ミッキーとウイン)。
↓
2頭に何とかついていく集団。
↓
ついていけない集団。
という具合に展開しているわけです。
江戸川自身も
「やっぱりこの2頭か。」
「モーリスがどこまでついてこれるか」
「タガノグランパはもうちょい前の位置取りならなぁ」
という具合に思考を巡らせます。
最後の直線。
もはや江戸川の興味は下位の馬の順番ではなく
どっちが(ミッキーとウイン)1着になるか。
馬券的な旨みを考えれば
当然ウインフルブルームに勝ってほしいところ。
内田裕也もビックリの金髪のタテガミを揺らしながら
着実にミッキーアイルに迫るウインフルブルーム。
「何でもいいから差して!!!!」
という江戸川の絶叫も空しいまま
結局ミッキーアイルはウインフルブルームを
そのまま振り切りゴールイン。
3着以下には3馬身以上の差なわけですから、
この2頭は江戸川が睨んでいた通り抜けた存在であったのは明らかでした。
馬券が当たって嬉しいものの、今一つ釈然としない結果。
「負けなかったからいいじゃないの」という事もわかるんですが、
せっかくなら◎をつけた馬に勝ち切って欲しいもの。
最後は着差を詰めていただけに悔しいのは悔しい。
しかしまぁ、
ウインフルブルームを
押し切ったミッキーアイルも強いけど、
ウインフルブルームを物差しにすると
アジアエクスプレスって
やっぱり侮れない存在なんじゃないかと思うわけで・・・。
小粒な印象だった今年の3歳牡馬で
ようやく光明を見出したような気分。
あとはミッキーアイルが
カレンブラックヒルのようにならなければいいんですが・・・。
・モーリス
マイルは距離が長いかも。
距離短縮で見直し
・タガノグランパ
距離はもう少し必要。
人気になりづらく次走も穴候補。