本日のメインレースを振り返ります。 レース回顧

2013-12-01 なにか大きなものに打ちのめされたレース−JCダート−

「誰が先手を取るんだ?」
レース前にきっと誰もがそう考えたことでしょう。

エスポワールシチーホッコータルマエか・・・
先手は誰が・・・と、悩んでいたら、

パンツオンファイア陣営が「前へ行くのが理想」
とか言っているのを聞いて、

「これは特攻隊となって乱ペースになるんじゃないか」
と一人で盛り上がってワクワクしてレースの時を迎えましたが、

ゲート内で勃ち上がるパンツ・・・
いや、立ち上がるパンツオンファイアを視認。
スタート前からお尻に火がついていたようです。

実際、ゲートが開いても
1コーナーですでについていけてなくて、後方からの競馬に。

なんかもう3コーナーくらいでスティーヴンスの手が動いてるし。

ナイスミーチュー周辺の後方待機策を取っていた馬たちも
3コーナー前くらいから動き出さないといけないくらいのペースで進行。

これはホッコータルマエが勝ってしまう!
エスポ君が頑張ってしまう!
と思っていましたが、

「パンツ脱げた。」
というくらいに、置いてけぼりをくらうパンツオンファイアを発見。

国際招待レースとしては最後となる今回のJCダートを
外国馬としてだけでなく、
いろんな面で盛り上げてくれたことを感謝しつつ、目を逸らす江戸川。

もうスポーツ紙とか平日から
「パンツ伸びた」「尻から火を吹く」「勝負パンツ」とか
ここぞとばかりに煽りまくってましたからね。
こういう馬はほんとうに貴重です。

ただ、もうこの時に個人的な馬券はあきらめていました。
◎をつけたローマンレジェンドは手ごたえも今一つ。
ペースはスローなんで、前にいたホッコータルマエのペース。

「はぁ・・・来週のハープスターに賭けよう」
と、茫然と幸騎手の馬上ダンスを見ていると、

猛然と追い上げる見慣れた社台の勝負服と、
ピンクの勝負服・・・

「あれ・・・?ピンクさん?(南関の内田利雄騎手)違う!武さん!!??」

スローになり、瞬発力がモノを言うレース展開になったわけですが、
圧倒的人気を集めるホッコータルマエを鮮やかに追い抜く
ベルシャザールとワンダーアキュート。

結果的にルメール騎手のベルシャザールが
武さんのワンダーアキュートを凌いで優勝。

どっかで見たことある光景だと思ったら、
05年の有馬記念でハーツクライがディープインパクトを凌いで
優勝した時の光景に勝負服や場所は違えどそっくり。
(あのときディープの単勝に突っ込んだ結果、記憶喪失になったのはいい思い出)

ローマンレジェンドは見どころないし、
馬上ダンスはなんかカッコ悪いし、
パンツオンファイアは尻から炎が逆噴射してるし、
江戸川、今日は(も?)いいことなし。

ただゴール前、必至にダンスする幸騎手を尻目に
きれいなフォームで鮮やかに突き抜ける
ルメール騎手武さん

技術論とかそういうのは抜きにして、
きれいなフォームで馬を追う姿は単純にカッコいいと思ってしまった江戸川。

もうそんなところくらいしか、納得できるポイントが無いくらい、
なんか猛烈に落ち込んでしまった12月最初の日曜日。

そういやベルシャザールって、
オルフェーヴルが皐月賞勝った時に、

「勝ったのはベルシャザール!!」って実況されてた馬だったっけか?

もうそんな野暮なことしか言えない江戸川でした。


江戸川乱舞 今後の注目馬

ブライトライン
距離不安の問題点が露呈。
フェブラリーSで改めて見直し。

メーデイア
腐っても牝馬チャンピオン。
この着順は合格点だろう。


このコラムを書いた予想家

江戸川乱舞
走らない馬から決めていく独自の的中方法“逆走競馬予想”であたり馬を引き当てる、競馬スピリッツ専属の予想家「江戸川乱舞」。
過去の傾向なども加味した総合的な見解と、いち競馬ファンとしての純粋な視点も忘れないロマン派予想家。 得意な予想スタイル:単複・ワイド・三連単 など

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2023年現在19,927,450円
2024年現在20,070,400円
2022年現在24,393,950円

11月16日(土) 東京11R
【五十嵐】獲得金:23,000円
【大五郎】獲得金:9,900円

合計:32,900円

11月23日(土)は京都11R 京都2歳S(G3)
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