2013-11-03 ほらー！ほらー！アスカクリチャンじゃん！！！

人気が割れていたアルゼンチン共和国杯。

先週、特別登録を見た時から
「ハンデが決まらないと何とも言えない」
というくらいに江戸川的に相当迷うことが予想できたレース。

ルルーシュもいい、
アドマイヤラクティもいい、
ムスカテールもいい、

この３頭のどれかから入るのが正攻法と思っていただけに
メイショウナルトが１番人気という想定を見た時には少々愕然。

「馬の実力じゃなく武さん人気でしょ」
というのが月曜日の午前。

そして月曜日の午後、
レース考察にも書いていた通り
「アスカクリチャン　56キロ　戸崎」を視認した時に、

「完全にこの馬じゃねーか！」という方向に。

前走のアイルランドＴは
59キロ背負って回避するのかと思いきや、まさかの出走。

そんな中でも使った脚を見ると、
Ｇ２でも当然勝負になると思っていたので、

他の実力馬が57.5キロ、
アスカクリチャンが56キロを見た時に
「勝つならアスカクリチャン」と見立てていました。

週中には「血統的に難しい」「使い詰めている」という
マイナス要因をいろんなところから指摘され、
実際に馬券を発売してみても、たしかに低調な人気。
いや、でも、江戸川的には好都合な展開。

エックスマークは最初から怪しいと思っていたし、
メイショウナルトも１番人気はおかしいと思っていたし、
シゲルササグリは来てほしいとは思ったけれど・・・
まぁ的中したならすべてＯＫ。
結果オーライってやつです。

位置取りもそこそこ。
ペースもスロー。

スローになったらアスカクリチャンの血統的不安要素は
相殺できると思っていたので、都合よく進んでくれました。

実は４コーナーまでハラハラしてましたけど、
１完歩ずつ着実にルルーシュをとらえ、
残り１Ｆを切ったところで、アスカクリチャンが先頭へ。

思わず

「ほらー！ほらー！アスカクリチャンじゃん！！！」

斤量1.5キロ差のアドマイヤラクティやルルーシュとは
１馬身と半分の差でゴールイン。

「いやぁ、日本のハンデキャッパーは優秀だわ」
と、締まりなくニヤニヤしながらドヤる江戸川。

みやこＳで買っていたグレープブランデーが
馬群に沈んでいくのを見て、ちょっと悲しい気持ちになりながら、
レース回顧の原稿書きにいそしみ始める・・・。

力のない逃げ馬がレースを引っ張ってくれ、
しかもゆっくり進めてくれたおかげで、
前が残りやすい結果に。

純粋な上がり勝負になったことで、
アスカクリチャンの斤量が軽かったのも、
有利に働いたとみてもいいでしょう。

とにかく市場取引価格２１０万円のアスカクリチャンが再び重賞Ｖ。
獲得金は２億円を超え、非常に馬主孝行な成績を収めております。

土曜日のアルテミスＳを勝ったマーブルカテドラルに続き、
実力はあるのに、こちらも人気にならない美味しいアスカクリチャン。
今後も適宜マークしていく予定です。

江戸川の読み通りの結果になって大満足ですが、
月曜日のＪＢＣの軍資金もたんまりできたので、
銀行レースの続く、ＪＢＣへ転がす予定。

11月になっていい感じに、いい方向へ向かっていますね。

来週からは年末までＧ１が続きます。
この調子をキープして、いい形で１年を締めくくりたいと思っています。