日本馬が凱旋門賞を優勝、世界を制するのではと期待が高まる日曜日。
夜の宴の前に催された日本国内の東西伝統のG2レース。
淀では圧倒的な人気を誇ったゴールドシップが撃沈。
大波乱の結論で終幕しました。
さて・・・東の毎日王冠は・・・?
人気が割れたレースでしたが、
このレースの勝ち馬は6歳馬から出るだろうと私は予感していました。
2年前のドバイWC。
賞金6億円とも言われる歴史は浅いですが、
世界最高峰とされるレースを、日本馬はワンツー・フィニッシュしています。
ヴィクトワールピサとトランセンドが、
海外の強豪相手に粘りきったあのレース。
東日本大震災直後で、大きくは報道されませんでしたが、
少なくとも競馬ファンには勇気と希望を与えられたレースだったはずです。
そのドバイWC優勝馬・ヴィクトワールピサを擁する2010年クラシック世代。
ディープインパクトやオルフェーヴルは別として、
総合的な世代レベルだけで言えば、2010年クラシック世代は最強世代。
その世代の馬が格の違いを見せつけると確信していました。
その毎日王冠のペースは想定通り緩い流れ。
先手を打ったのは、 予想されていたレッドスパーダ・・・ではなく、クラレント。
縦長・スローペース・開幕週。
前が残る絶好の展開で最後の坂を駆けあがった直後から
グングン脚を伸ばしてきた1頭の黒い馬体。
エイシンフラッシュ!!!
江戸川の◎だ!
「うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!あああああああ!勝ったぁぁーーー」
最強世代のダービー馬が、再び府中で大激走。
「もろたでぇぇぇぇ!!!」
と、思わず関西弁で絶叫しようとすると、
外から飛んでくるエイシンフラッシュとは別の緑の帽子。
あれ?これ?ジャスタウェイ?
そう外から破壊力抜群の末脚で飛んでくる、
ジャスタウェイ並みのジャスタウェイ。
(名前の由来がマンガのアイテム。爆弾の名前)
乗り役は土曜日、メインレースを制した男・柴田善臣。
「また余計なことすんなぁぁぁぁ!!!!」
“また”とは、仲間とお金を出し合って久々に買った
WIN5を(金額はそこそこデカイ)
毎日王冠の前の10R(テレビ静岡賞)で
ノーマークだったカネトシイナーシャを1着に持ってきた柴田善臣。
我らのWIN5を粉砕した大罪を犯していました。
WIN5のショックもそこそこに迎えていた毎日王冠で
再びノーマークのジャスタウェイを2着に持ってくる悪行。
ジャスタウェイさえいなければ、
馬券当たりまくっていたのに・・・。
普段なら、「ヨシトミ勝った♪」と喜んでいるはずが、
まさに・・・いや本気の
「ヨシトミ●ねーーーー(自主規制)」状態。
もはやこの怒りを、凱旋門賞にぶつけるしかない・・・か。
やっぱりエイシンフラッシュは最強世代の中でも最強の馬、
そんな想いを抱かせてはくれましたた。
天皇賞(秋)では再びM・デムーロに手綱が戻るはず。
昨年のあの感動のシーンの再現となるかに期待が持てそうです。
話はちょっと変わって、
JRAが流している秋のG1のテレビコマーシャルを見て、
私、江戸川、ビビッときました。
菊花賞はスーパークリーク。
秋の天皇賞はバブルガムフェロー。
そして今日勝ったのは2年前、
世界を制したヴィクトワールピサの同期。
スーパークリーク=武豊
バブルガムフェロー=3歳
世界を制した=凱旋門賞
という江戸川的サイン競馬が成立するなら、
凱旋門賞を勝つのはどの馬になるかはお分かりいただけそう。
今日の毎日王冠で儲けそこなった最悪の気分は、
日本馬の凱旋門賞勝利で気持ちよく晴らしたいものです。
・ダークシャドウ
後方からの競馬が今回は向かなかった。
次回は改めて。
・ショウナンマイティ
こちらも展開向かず。
調子は今後上昇していく馬なので、次走注意。