週の頭から
「トウカイパラダイスは美味しそうに見える。」と、
自信をもって語ってきました。
「これは当たるわ〜、当たってしまうわ〜」
と、枠順を見た時にも、気持ちは揺らがず。
堂々と「◎」を打ったわけです。
相手は巴賞組からエアソミュールは外せない・・・
まぁ「○」が妥当だな。
と、予想が進んでいくうちに、
メイショウウズシオとトウケイヘイローのどちらに「△」を
つけるか悩む段階に・・・
トウケイヘイローの過去のレースを見ても、
強いんだか、弱いんだか・・・
武さんが上手いんだか、展開が向いたんだか
判断が難しい馬だなぁ、と感じていました。
斤量57.5キロはハンデキャッパーが評価している証。
無視は出来ないか・・・。△を・・・と思っていましたが、
内枠に入った人気薄のイケドラゴン(48キロ)が
「思い切って逃げる」という情報をキャッチ。
人気薄だし、48キロだし、小回りだから逃げなきゃ損よね。
他にも先行策とりそうなのが居るから、
トウケイヘイローは絡まれたら厳しいか・・・
ということで、メイショウウズシオで勝負を決意しましたが、
ところがどっこい(古い表現かも・・・)
レースがスタートすると、先手をとったのはトウケイヘイロー。
伴啓太騎手騎乗のイケドラゴンは行き脚がつかず、後手を踏む形に。
しかも残念なのが、押しても押しても反応しないイケドラゴン。
「話が違うやん・・・」と、思わずため息の出る展開に。
先行策をとったモズやコスモラピュタも、
トウケイヘイローにちょっかいを出すわけでもなく、
淡々とレースは進んでいきます。
レースの半分を過ぎたところで、ペースがやや緩み、
3〜4コーナーで、後続の馬も徐々に差を詰めますが、
楽な手ごたえでトウケイヘイローは直線へ。
「あれ?トウケイヘイロー逃げ切ってしま・・・う?」
と同時に
「そういえば、トウカイパラダイスは?」
悠々と逃げ切りを見せるトウケイヘイローに、
直線伸び切れず、力尽きたトウカイパラダイス。
そして4コーナーでレースが終わっていたエアソミュール。
撃沈する江戸川。
これはトウケイヘイローも強いけど、武さんも上手い。
ユタカマジック炸裂の瞬間でした。
トウカイパラダイスはなかなか重賞勝てないですね。
力はあると思うのですが。
次は新潟か小倉か札幌か・・・買い時はいずれ来るでしょう。
ちなみに武さん今年で中央重賞7勝目。
リーディングでは厳しい位置にいるけれど、
ダービー以来、本当に帰ってきた武豊の腕に酔いしれた函館記念。
馬券は当たらなかったものの、
まだまだ侮れない天才の競馬に改めて敬意を表したいところ。
でも・・・イケドラゴンが逃げてくれてたらなぁ・・・
少々後悔の残るレースでもありました。
海の日・2歳初重賞と夏らしさ全開の競馬シーズンになりますが、
やはり天才・武豊からは目が離せません。
・アスカクリチャン
大外が響いた感じもあるが、
重賞でもこれくらいのメンバーなら着実。
・レインボーダリア
牝馬同士なら重い斤量になりそうだが、
牡馬相手なら一発が見込める。