(酒井騎手が)押して(ファンが)推しての競馬で
ハナを奪ったのはハクサンムーン。
ついていくはずのマジンプロスパーが控えて、
エーシンダックマンがそれに続く・・・。
江戸川の想定とはやや違う展開になってしまいましたが、
これは文句は言えません。
それ以外では各馬ほぼ想定通りの位置どり。
スプリント戦らしく駆け引きなしの展開に内心、
「これはザッハトルテさん勝つんとちゃうのか・・・」
と、ドキドキワクワクしながら、
最後の直線へ・・・。
ザッハトルテさんが外に持ち出した!
これは伸びてくる!
と、半ば確信に近いものをもって見てたら、
そのちょっと前の位置で先頭を捕まえようとするマジンプロスパーが。
どうやら、想定通りの競馬をしているザッハトルテさんに心酔し過ぎて、
それ以上に絶好の競馬をしているマジンプロスパーを
見逃していた模様。
白熱する直線の攻防。
坂で脱落するエーシンダックマンを呑み込む
マジンプロスパー、ザッハトルテさん、そして内で粘るバーバラ。
それよりもレコードが出るような
超絶ハイペースの中を逃げ粘るハクサンムーン。
襲いかかるマジンプロスパー。
「ザッハトルテさん、馬券圏内に来てくれぇぇ!」
と、私の願いをよそに、
画面の手前から飛び込んでくる1頭の赤い帽子の弾丸。
サドンストーム!!
ザッハトルテさんからのワイド馬券を持っている身としては、
ここでのサドンストームの鬼脚は不要。
ザッハトルテさんが3着死守が的中の最低条件なので。
しかし残り50m切ったところで、
バーバラを捉えたザッハトルテさんを更に捉えるサドンストーム。
マジンプロスパー・ハクサンムーンと、
人気サイドでワン、ツーフィニッシュして、
さらにゴール前で、江戸川の夢を砕くサドンストームの鬼脚。
結果的中ゼロ。
週頭、ザッハトルテさんを発見した段階で、
結構自信度の高いレースだったものの、
ハクサンムーンの想定以上の粘りと、
サドンストームの鬼脚。
想定していた事ではあったけど、
やっぱり現実として突きつけられると、厳しい。
にしても、
やはり中京1200mは想像以上にタフなコースになっている模様です。
地力が高くないと勝負にならないコース設定に変貌している分、
大荒れは期待しづらくなっているようです。
特殊な条件にならない限りは、
穴は狙わない方が賢明かもしれません。
・サドンストーム
差しが決まりやすい北九州記念に出るなら見直し。
開幕週はやはり厳しそう
・ウインドジャズ
53キロながら33.1秒の脚は秀逸。
次走要警戒。