2013-05-14 展開、枠順、能力いろいろ考えても結局ディープ産駒から−オークス−

ＪＲＡのホームページの中に
「今週の注目レース」というコンテンツがあります。

そこでは主に重賞のデータや過去のレースなどの
特集記事が載っていますが、
今週のオークスでは
「ダーツを投げてクイズに挑戦！」というミニゲームがありました。

ダーツの矢が刺さった数字の問題が出題されると言う仕組みで、
問題の対象は平成のオークス馬に関するものですが、
簡単なものもあれば、
ちょっと考えないと難しいものまで楽しめました。

本題に戻りますが、このミニゲームの中に
実は今週のオークスの馬券攻略のヒントが隠れています。

伝統のＧ１だからこそ、繰り返される歴史があり、
その歴史に学ぶものこそが、
今週末「勝者＝馬券的中者」となれるのです。

２５頭の平成のオークス勝ち馬の中に
今週のオークスのカギを握る１頭がいます。

あなたはお分かりになるでしょうか？

それでは問題です。

今年のオークスのカギを握る歴代オークス馬はどの馬でしょう？

函館競馬場でデビューし・・・
忘れな草賞を勝って・・・
７番人気でオークスを勝った・・・

___SILVER___

デュランダル産駒のエリンコート。

2011年の雨の中行われたオークスで、
７番人気の低評価を覆し、波乱を演出したエリンコート。

２年前のレースにこそ、
今年のオークス攻略のヒントがあります。

２年前のオークスは、
桜花賞を勝ったマルセリーナ（ディープインパクト産駒）が
有力視されていて、２番人気も桜花賞２着のホエールキャプチャ。

桜花賞の再現かと思われていたレースで、他の有力馬も、
ハブルバブル（ディープインパクト産駒・ディープブリランテの姉）
グルヴェイグ（ディープインパクト産駒・エアグルーヴの仔）
など、超良血馬が軒並み人気になっていました。

特にマルセリーナを筆頭とするディープインパクト産駒は
２年前が初年度産駒で
「クラシックディスタンスも対応可能」
と、言う評価が圧倒的に多かったので、過剰なまでの人気に。

良馬場で行われたものの、レース前に降り始めた雨が
人気のディープインパクト産駒達に無残な結果を与えます。

そんなレースで勝ったのが、エリンコートなのです。

なぜ、エリンコートが
今年のオークスの攻略のヒントになるかと言うと、今週日曜日は雨模様。

良馬場で行われた昨年はディープインパクト産駒の
ワンツー・フィニッシュでしたが、
雨が降るなら、２年前の再現がありそうです。

アユサン、レッドオーヴァル、デニムアンドルビーと、
人気を集めそうなディープインパクト産駒が多数いますが、
果たしてどこまで信頼できるでしょうか。

この春のＧ１戦線を悩ませる雨が
今回のオークスでも一役買いそうな気配です。

その打倒ディープインパクト産駒の筆頭なのが、
エリンコートと同じ忘れな草賞を勝ったセレブリティモデルでしょう。

ディープインパクト産駒のように切れる脚はありませんが、
長くイイ脚が使えること、並んでも抜かせない勝負根性は、
オークスの舞台でも十分通用するはずです。

それに母マンハッタンセレブの兄はマンハッタンカフェですし、
父・キングカメハメハは牝馬三冠アパパネのを輩出しています。
オークス向きの血統背景です。

当然、ディープインパクト産駒が１頭も馬券圏内に
入ってこない展開は考えづらいですが、
逆に言えば、上位独占することに関しても、
懐疑的と言えば懐疑的です。

特にデニムアンドルビーは
去年のミッドサマーフェアっぽい雰囲気があります。

個人的にはフローラＳ組よりも、
桜花賞組を信用したいと考えています。

それに今回評価を落とすクロフネサプライズ。
折り合いと言うリスクはつきますが、
オークスでこそ抑えなければならない１頭でしょう。

ピュアブリーゼの例もありますから。