NHKマイルCは柴田大知騎手の大粒の涙が印象に残りました。
柴田大知騎手の平地初G1は
12日のヴィクトリアマイルだと思っていたので、
思っていたよりも早い展開におどろいておりますが、
自分の考え方はずらさずにいきましょう。
「初志貫徹」大事な言葉です。
さて・・・今週のヴィクトリアマイルはどうなるでしょう?
マイネイサベルを中心に考えてみたいと思います。
NHKマイルCのレース回顧でも書きましたが、
このレースの本命はマイネイサベルに決めていました。
おそらく人気は
サウンドオブハート・ヴィルシーナあたりになるでしょう。
ハナズゴールなんかも人気を集めそうです。
しかし、私はそれでも
マイネイサベルを推したいと思います。
理由はいくつかありますので、有力馬と比較しながらお話します。
根拠1
___SILVER___
サウンドオブハートは初左回りに対して、
マイネイサベルは左回りを得意にしている点。
根拠2
ヴィルシーナがマイル戦を走るのは昨年の桜花賞以来。
クイーンCを勝っているが当時の相手関係も疑問。
マイネイサベルの適距離は1600−1800m。
REハンデ戦を酷量56キロを背負って0.1秒差以内は優秀。
(しかも全て課題だと思われていた右回りのレース)
根拠3
ハナズゴールが55キロを背負って掲示板は1度もないが、
マイネイサベルは56キロでも勝ちに等しい競馬を繰り返している。
と、ざっと思いつくだけで、これだけの根拠が思い当たります。
主戦の松岡騎手が騎乗停止の為、
マイネル軍団の新エース・柴田大知騎手が手綱をとります。
先週NHKマイルCで勝った
あの乗り方をマイネイサベルでもやってもらえれば、
十分、完勝出来るはずです。
2週連続のG1制覇は十分可能性が高いです。
また、このヴィクトリアマイルは「ヒモ荒れ」が顕著なレースです。
あまり人気の馬のない馬を積極的に狙ってみるのも
面白いと思います。
その人気のなさそうな穴馬候補の筆頭は何と言っても、
昨年の雪辱戦となるフミノイマージンでしょう。
マイル戦への距離適性に疑問符をつける方も多いですが、
年明けから中山1800m・阪神1400mと、
マイル戦を意識したローテーションを組んでいます。
馬体重・展開の向き不向きを考慮しても府中マイルへの
コース替わりは歓迎すべきでしょう。
昨年のヴィクトリアマイルは
順調に来ていた太宰騎手とのコンビでしたが、
突如の乗り替わりで手綱が取れなかった悔しい経緯もあり、
今回こそなんとかしたい筈ですし、
それ以上に太宰騎手としても初のG1制覇をしたいはずです。
チャンスはここしかないでしょう。
またジェンティルドンナの姉・ドナウブルーも昨年このレースの2着。
今年に入って、人気を裏切るレースが続いていますが、
東京新聞杯は進路が無くなって10着、
ダービー卿CTは56キロを背負って坂で伸び切れず10着。
明らかに敗因がしっかりしている負けばかりです。
今回は昨年2着に来た時と同じウィリアムズ騎手。
馬場が悪くなっても心配はないので、注意しておきたい1頭です。
今のところ、日曜日は雨予報。
今週はBコースで行われますから、
馬場状態もしっかり見ておきたいところです。
雨が降れば、馬場状態も激変する可能性もあります。
個人的に本命は柴田大知騎手のマイネイサベルの予定ですが、
柴田は柴田でもレインボーダリアと柴田善臣のコンビは見逃せません!