2025-04-29 古馬の頂点であるべきだと思うレース－天皇賞・春－

3歳馬にとって、
ダービーが頂点なのはわかる。

しかし古馬の最高峰が
ジャパンカップとか有馬記念だ
…という風潮は
個人的には気に入らない。

本来なら春・秋の天皇賞が
古馬の頂点であるべきだと思う。

そういう意味でも自家生産馬で
天皇賞制覇に執念を燃やした
「メジロ」でお馴染みの
北野豊吉さんは偉かったと思う。

本人が亡くなった後も
奥様の北野ミヤさんが
その意志を引き継ぎ、
彼女の代でメジロマックイーンが出ている。

これくらいの執念が
天皇賞には欲しい。

もっと言うと「春天」とか
「秋天」も個人的には使いたくない言葉。

やはり春も秋も
やはり「天皇賞」の響きがが一番尊いからだ。

そんな江戸川さんからすると、
何だ？今年の出走メンバーは？
と思わざるを得ない。

一応、
2年前の覇者ジャスティンパレス、
昨年の宝塚記念勝ち馬の
ブローザホーンという
2頭のG1ホースはいるものの、
総合的に見れば、寂しい印象は拭えないのも確か。

ジャスティンパレスは近走、
惜しい競馬が続いてはいるものの、
善戦するのが精一杯の状況。

ブローザホーンの方も
「大雨」の後押しくらい無いと厳しい感もある。

勢いで言えば、
トライアルを勝った新興勢力に分がある印象だ。