2025-02-18 圧倒的な主役が不在…モヤモヤの残るレース－フェブラリーS－

いよいよ今週末、
2025年最初のG1競走が行われる。

こういう見立てが
正しいかどうかわからないが、
かなり拮抗しているように見える。

登録馬も
4歳から9歳まで幅広いし、
注目すべき馬の年齢層もかなり多様だ。

まず早速、
連勝中のエンペラーワケアを取り上げたい。

これまで10戦7勝2着2回。

敗れたのはデビュー戦の
芝のレースだけ(5着)。

ダートでは文句のつけようがない好成績を残している。

重賞初挑戦だった
昨年の根岸Sを快勝し、
59キロを背負ってリステッド競走も勝っている。

懸案だったマイルも克服済みで、
あとは一線級との力関係だけ。

前走の武蔵野Sから
どれだけ時計を詰められるか
が見どころだろう。

またエンペラーワケアと同い年の
コスタノヴァにも注意が必要だろう。

これまでの主戦場は1600～1800m。

6Fのクラスターカップで
掲示板を外してしまったので、
7Fの根岸Sはどうかと思われたが、
2番人気の評価に応え
4馬身差の圧勝劇を披露してみせた。

中2週で使われるのが初めてなので、
状態の見極めは必要だが、
ベストディスタンス
と思われるマイルに戻る今回は、
「前走以上」
のパフォーマンスがあってもおかしくない。

時計面に不安がないのも強みだ。

明け4歳の馬にも
面白そうな存在がいることはわすれてはいけない。