2025-02-11 同じG2でも「格」が違うレース－京都記念－

何度考えてもダノンデサイルは
京都記念に出るべきだったと思う。

別に前例が無いわけではないけれど、
前年のダービー馬が
AJCCに出てくるのはやはり違和感がある。

ライトユーザーの方には
伝わらないかもしれないが、
同じG2でも
AJCCと京都記念は「格」が違う。

まぁ、主観の問題と
言われればそれまでだが、
江戸川さんよりも歴が長い
馬友も同様の見解だったので、
一定程度同調してくれる人はいるはずだ。

ちなみに先日のAJCCよりも
今週の京都記念の方が
メンバーが濃いのは間違いない。

特別登録が10頭しかいないとしてもだ。

何と言っても、
昨年の二冠牝馬チェルヴィニアが
始動するのは最大の注目点だろう。

昨秋のジャパンカップで4着。

ドウデュース、シンエンペラー、
ドゥレッツァに次ぐ着順だった。

さすがにこのメンバーに入ると
上位に扱わざるを得ないだろう。

とはいえ、この3頭から
0.4秒離された4着
であることもまた事実で、
ここで無様な結果を残すようなら
世代レベルを疑わざるを得なくなる。

冒頭に名前を出した
ダノンデサイルが年始早々、
古馬重賞を勝っているとはいえ、
あのときのメンバーと今回では明らかに質が違う。

今後の馬券戦略を考える上でも、
チェルヴィニアの走りは
チェックしておきたいところだ。

また約2年ぶりの勝利を狙う
ソールオリエンスも参戦予定。

皐月賞以降、なかなか勝てない
レースが続いているが、
昨年の宝塚記念では
2着になっているように
「枯れた」
と見るのは早計な印象があるのもまた事実。

特に京都は2度走っており、
菊花賞3着、宝塚記念2着と
相性の良さは見逃せない。

馬場が悪くなったら
浮上してくるタイプ
でもあると思うので、
「一変の余地あり」
と見るのが妥当な評価ではなかろうか。

また3つ目の重賞タイトル奪取を狙う
ヨーホーレイクも要注意の存在。