2024-11-19 週末までワクワクが止まることは無いレース－ジャパンカップ－

やっぱり
これくらいの頭数の外国馬がいると、
ジャパンカップが盛り上がって良い。

贅沢を言えば、
毎年このレベルの頭数を求めたいところだ。

今年は3頭の外国馬が出てくる。

オーギュストロダン
ゴリアット
ファンタスティックムーン

オーギュストロダンは
割と早い段階から、
ジャパンカップ参戦が
噂されていたから
馴染みもあるだろうけど、
残り2頭の存在感はやや薄め。

ただ存在感がないからと言っても、軽視するのは筋違い。

ゴリアットは今年のキングジョージの勝ち馬。

日本で言えば宝塚記念勝ちに相当する馬だ。

前走のコンセイユドパリ賞も勝って
本格化したのが明白になった状態での来日。

馬自体の勢いで言えば、
オーギュストロダンよりも上かもしれない。

しかもスミヨン騎手を擁しての来日だ。

(いろんな意味で)怖い存在なのは間違いない。

またファンタスティックムーンも
ドイツダービー
バーデン大賞の勝ち馬で、
母国に帰れば、エース級の扱いを受けるお馬さん。

ただ父系は
シーザスターズ～シーザムーン、
母系にはモンジューや
ニジンスキーの名前があるように、
欧州色の強い配合の持ち主。

北海道シリーズなら心強いけれど、
高速馬場になった場合の府中では厳しいかもしれない。

そう…
結局、外国馬が来ても
「適性」で跳ね返されるから、
馬券的にはノーチャンスの馬が多い。

それ故に日本馬から買うか～って
話になりがちなんだけど、
オーギュストロダンだけは
ディープインパクト産駒ということで
ちょっと「違うかも」と思っている。

母系もそこまで
ヨーロッパ的な重さの印象はないし、
戦歴を見ても、
サンタアニタからアスコットまで、
幅広い芝質のレースで勝っている。

もう馬場の適性云々よりも
その日の気分の方が重要なんじゃないかってレベルだ。

本命にするかは別として、
オーギュストロダンに印は回すと思う。

気分が重要という意味では
天皇賞・秋を勝って
ノッているドウデュースも忘れてはいけない。

シンエンペラーが
凱旋門賞で上位に入っていれば、
人気を分け合ったかもしれないけれど
天皇賞のあの勝ち方を見たら、
今回支持を集めない理由が見当たらない。

それでも
江戸川さんは何やかんや言って
牝馬二冠のチェルヴィニアに
本命を打ってそうな気がしている。