2024-09-17 多彩な顔ぶれが揃うレース－オールカマー－

なんと言っていいか
わからないけれど、
本来の「オールカマー」らしい
多彩な顔ぶれが揃ったレースに見える。

1955年に
創設された事でもわかるように、
歴史のあるレースの一つで、
開設当初はハンデ戦でもあったし、
アラブ馬だけでなく
地方馬にも門戸が開かれていた。

そのせいか過去の勝ち馬を見ても、
けっこう個性的な名前が並んでいるように思う。

ツインターボ、ヒシアマゾン、
イクノディクタス、
バランスオブゲーム、
マツリダゴッホ、シンゲン・・・

91年の勝ち馬
ジョージモナークなんて、
大井所属ながら勝利している。

「何でもアリ」なレースだ。

最近は秋のG1戦線へのステップレース
という位置づけも定着し、
ダービー馬・レイデオロが
勝利する一方で、
牝馬が3年連続で勝つなど、
「何でもアリ」な傾向にとらわれない結果が出ている。

今年の注目馬としては
やはりエプソムカップで
重賞2勝目を上げた
レーベンスティールだろうか。

59キロ背負いながらも
後続に0.3秒差で、
乗っていたルメールさんも
「楽な勝ち方だった」と語るレベル。

今回と同じ中山2200mの
セントライト記念を勝った実績からも
コース適性は問題なし。

1番人気に推されることになると思う。

また久々になるけれど、
昨年のダイヤモンドSを
勝って以来のレースになる
ミクソロジーもどれくらいやれるか気になる。

脚部不安で
長期休養していたが、現在4連勝中。

万葉S
→ダイヤモンドS勝ちということで、
長距離の方が良い…
という判断もありそうだが、
2勝クラスは阪神の2200mで勝ち上がっている。

オールカマーのこの条件も割引にはならないだろう。

他にも札幌記念3着で復調ムードの
ステラヴェローチェや、
G1勝ちの実績がある
キラーアビリティなど、
重賞ならではのメンバーが揃っている。

馬券的にも
なかなか難易度が高そうだが、
個人的には今回見直したい馬がいる。